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64 side.岩本照 ページ18

俺は佐久間の部屋に向かっていた。


佐久間に借りていたゲームを返すためだ。


阿部も後ろからちょこちょこと着いてきていた。


岩「なんでついてきてんだよw」


阿「別にいじゃん…」


阿部は口を膨らました。


岩「はいはいw」


俺たちは佐久間の部屋につき扉をノックした。


トントン


返事がなかったので俺は扉を開いて中に入った。


岩「佐久間ーお前から借りてたゲーム返しにきたぞー」


佐久間はベッドにすわってぼーっとしていた。


岩「お前なにやってんだ?」


佐久間は俺の方をゆっくりと見た。


佐「……



誰?



岩「は?」


佐「あなたは誰…」


岩「…まじかぁ…俺は岩本照、覚えてねぇか?」


佐「誰?」


岩「だめか…んー…阿部亮平って奴のことは知ってる?」


阿部は俺の後ろからひょこっと顔を出した。


佐久間は首を横に振った。


岩「…宮舘涼太」


佐久間は首を横に振った。


岩「…野澤祐樹」


佐久間は首を横に振った。


岩「さなぴーと翔太のことは忘れてしまったとかいってたな…野澤が…じゃあ深澤辰哉」


佐「深澤辰哉…」


岩「深澤のことは覚えてるのか?」


佐久間は首を縦に振った。


岩「……」


佐「辰哉…辰哉に…会いたい…」


岩「お前どした?」


阿「佐久間…大丈夫?」


深「あれ?二人とも何してるの?」


すると部屋の中に深澤が入ってきた。


岩「おお深澤、俺はこいつにゲーム反しに来ただけ、阿部は俺についてきた」


深「ああ、なるほど」


岩「お前こそ何しに来たんだよ」


深「なんかさなぴーが佐久間の様子が変っていうから見に来た」


岩「そう、こいつさ俺たちのこと忘れちゃったみたいなんだって…」


深「うそ!?」


岩「で、なんでかお前のことだけ覚えてるみたい」


深「佐久間…」


佐久間は顔を上げて深澤の方を見る。


佐「誰?」


深「え?俺はふっか、深澤辰哉だけど…」


佐「はっ!辰哉!!」


そういって佐久間は深澤に抱きつく。


深「あわわわ!?ど、どうしたの!?」


佐「辰哉俺のこと覚えてる?俺思い出したよ!辰哉のこと!辰哉は俺のこと忘れてなんかないよね!」


深「さ、佐久間?」


佐「え…」


佐久間は少し寂しそうな顔をした。


深「佐久間?」


佐「辰哉は…俺のこと覚えてないの?…」


深「え…どういう…こと?…」


佐「辰哉は…俺のこと…忘れちゃったんだね…」


深「さ、佐久間どういう…」


佐「もういいよ…ごめんね…



辰哉…

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囚われ人(プロフ) - ユッキーナさん…あなたのコメントをみてすぐ直しに行きました…初投稿というのもありなにもわからなくて…ごめんなさい…ほんとうにもうしわけありません… (2017年4月1日 17時) (レス) id: 799869369d (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年3月20日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
山田 - とても面白いてです!これからも頑張ってください!! (2016年9月11日 10時) (レス) id: eb6d60eac2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(=△=) | 作成日時:2016年7月28日 2時

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