私と貴女のバスケットボール〜過去〜８話 ページ12
メグside
ザワザワザワザ))re
私たち1年生は今体育館にいる。部活の説明会が、これからある。
校長先生と生徒会長さんの長い話が終わり、今から各々興味のある部活のブースに向かう。
…私はバスケ部かなぁ…
そう思いブースに行くと早くも人だかりができていた。話を聞くと前に新人人気モデルの橙乃Aがいるらしい。
メ「モデルもバスケするんだ。」
?「悪かったわね。イメージ壊しちゃって」
メ ビクッ「！？橙乃さん！！」
人を寄せ付けたくないというオーラと微量の殺気。白い肌にオレンジ色の切れ目。目と同じ色の長い髪の毛。いかにもモデル、という体立ちでさきほどまで前で人の中にいたはずの橙乃Aさんがいた。
貴「貴女もバスケ部に？」
メ「え…まあ…うん。」
貴「名前。なに？」
メ「へ！？片岡メグよ」
貴「…ふーん」
メ「…？」
グイッ
橙乃さんは急に私の腕を引っ張って外に出た。しばらくされるがままについていくと校舎裏の小さいストバスのようなところで橙乃さんは足を止めた。
メ「どう…したの…？」
ヒュッ バシィッ
メ「っつ！！」
突然橙乃さんが物凄い勢いでボールを投げてきた。そして出会った時から一つも変わらない表情で
貴「第一試験は問題ないか…っと、私と１on１しない？」
メ「は？」
てゆうか第一試験って何！？
貴「ここならだれも来る心配はない。ボールは貴女からでいいわ。好きな時に始めて？」
ここまで来て断るのも悪いと思い私は試合を受け入れた。
私は自慢になるのだが小学生の時、バスケのチームの1軍レギュラーだった。
だから結構自信はあったんだけど
トンットンットンットン シュッ 音を立てず吸い込まれていくような３ｐシュート
勝負は圧倒的に負けていた。点差は８点。ついていくようなゲームだった。
私は疲れてきて汗も少しかきはじめているのに対し、橙乃さんは息も上がらずにいた。
あれ？橙乃さん、右目が金色になっている…
シュッ ダッ ガコン
メ「え！？」
私のガードを軽々と抜けたと思ったたらダンクを決めていた。
中学生の、しかも私と同じような身長でリングに余裕で手が届いていた。
なんだろう、この感覚。初めてだ。
貴「！！」ニヤッ
あと私はこれまでにない集中、聞こえるのは走る音とボールの音。
覚えているのはバスケの事、そして雑誌でも見たことが無い橙乃さんの笑顔だけだ。
私と貴女のバスケットボール〜過去〜 ９話→←キミと僕たちが出会う前の物語 7話
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ラッキーアイテム
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今日の帝光&暗殺教室メンバー
原 寿美鈴
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ミューゼス(プロフ) - 赤司LOVE(ﾊｰﾄさん» 返信遅れて大変申し訳ございません！是非是非！！載せていただけるなんて光栄です！ (2017年7月21日 17時) (
レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 猫娘さん» うわあああ気づきませんでした！！しかしパスワードを忘れてしまったもので訂正できないですけどね…(；´∀｀)ご指摘ありがとうございます！！ (2017年7月21日 17時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
赤司LOVE(ﾊｰﾄ - 私も黒バス大好きです！ なので私のおすすめに載せても良いですか？お返事ください (2017年4月2日 17時) (レス) id: 65494989b5 (このIDを非表示/違反報告)
猫娘 - ２話の夢主の自己紹介のみんなのサポート…のところでみんなのみが消えてますよ？ (2017年3月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 8e41fee608 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 數音さん» 話を評価いただけたのはとても嬉しいです。ところで、今更新しているこの作品の続編はご覧いただけたでしょうか？良ければ私の成長、作品の批評をいただけるとと嬉しいです。 (2017年1月5日 11時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2015年6月20日 19時
