前世は、最強の舞柱でした【呪術廻戦】【鬼滅の刃】

１３話 ページ13

悟「…ねぇ桜〜」

『何ですか?』

悟「柱って何なの?」

『柱とは鬼殺隊の中でも1番上の位です。柱は九人いてその中の1人が私です』

悟「どの位強いの?」

『この世界の特級?位だと思いますよ』

悟「ふぅん…」

『呪術師は術式を使いますが鬼殺隊は呼吸を使います』

悟「呼吸?」

『はい。肺を大きくし大量の空気を取り込む、正式には全集中の呼吸と言います。身体能力、体力が一時的に向上します』

悟「全集中の呼吸はどの位で習得できるの?」

『人によって違うので分かりませんが、相当な時間と努力をしなければ出来ません』

悟「難しいの?」

『はい』

悟「…大変なんだね」

『そんな事ないですよ。柱の方々は全員、四六時中全集中の呼吸をしていますから』

悟「そんな事できるの?」

『はい、寝てる時も話している時も四六時中ずっと』

悟「寝てる時も?」

『はい』ﾆｯｺﾘ

悟「…マジか」

『ふふ、美世もそう言っていましたよ』

悟「美世?」

『私の継子です』

悟「継子って何?」

『柱がもし亡くなったり鬼殺隊として動けなくなった時にその代を継ぐ人の事です』

悟「要するに跡取り?」

『そんな感じです』

悟「何人もいるの?」

『人によって取らない人もいますが、何人かいた方が良いんです』

悟「…成る程。有難う桜」

『!いえ』

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