４.交渉タイム ページ4
.
ヤオモモの両親の口調が分からないので勘で書きます。本当にすみません。
ーーーーーーーーー
家に帰ってから私は母と父にあることを相談することにした。
「あの...その、お願いがあるのですが...」
「？何かしら」
「わ、私に武術を習わせてほしいのです！」
「武術！？ど、どうして？」
両親はとても驚いているようだった。
「少し前に、お友達の優奈さんが誘拐されたそうなんです。無事に帰って来たのですが、怪我をされたそうで...私、それでとても心配になりましたの。
誘拐はされないかもしれませんが、何かに巻き込まれたときに何もできなかったらどうしようと...」
この話はノンフィクション。つまり実際に起こったことなのだ。
本当に優奈ちゃんは誘拐されたし怪我もした。
まあ心配したのは本当なのだが、この話を少し利用させてもらうことにした。
「そうなの...その優奈ちゃんは無事だったの？」
「はい。幸いにも痕は残らないそうです」
「そう。よかったわね...」
「...武術の話は、少し二人で話させてくれないか？色々相談しないといけないからね」
「分かりましたわ」
「そろそろ百は寝なさい。もう遅いしね」
「はい。おやすみなさいませ」
「ああ。おやすみなさい」
私は部屋を出てドアを閉めるふりをして少し隙間を開けておいた。
「＿＿＿＿どうするの？さっきの百の話」
こっそり聞き耳をたてていると両親の話し声が聞こえてきた。
「百は世間から見たらお金持ちのお嬢様だから誘拐もありえなくはないと思ってる」
「そうね。...私はいいと思うの。百に何かあってからじゃ遅いもの」
「...そうだな。お金には余裕があるから大丈夫だろう。どれを習うかは明日百に聞いてみよう」
「そうね」
私はその会話を聞き終わると急いで音をたてないようにして自分の部屋に戻りベッドに飛び乗った。
これで護身術を身につけることができるのは確定した。
明日からは体力をつけるために色々しないとな...
護身術も１つじゃなくてたくさん身につけることにしよう。
備えあれば憂いなしってよく言うからね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - ミクモさん» 待っててくださりありがとうございます！受験が終わったのでボチボチ更新できるようになったと思います。できるだけ早く更新できるように頑張りますね！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ミクモ(プロフ) - 更新されるの待ってました‼︎やおももが今後どうなるのか気になって仕方がありません！これからも頑張ってください。楽しみに待ってます。 (2022年2月2日 20時) (レス) id: ef87c22dec (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - あのさん» そうなんです…私シリアスが好きなのでちょくちょく入れちゃうんですよね。まあ私のことはどうでもいいんですが、これからの展開に期待していてください！あのさんが楽しめるような展開にしたいと思っているので！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
あの - やおももも大変なんですね... (2021年12月19日 15時) (レス) @page36 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 葉月さん» 面白いと言ってもらえて凄く嬉しいです！頑張りますね！ (2021年12月4日 17時) (レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2020年9月20日 18時
