11．USJ襲撃事件閉幕 ページ11
．
その次の日原作通り敵連合が現れ、ワープでバラバラにされた私は耳郎ちゃんと上鳴と一緒に戦っていた。すると、上鳴が隠れていた敵に捕まった。
「手上げろ。個性は禁止だ。使えば、こいつを殺す」
「上鳴さん...！」
「やられた...！完全に油断してた。全滅させたと思わせてからの伏兵。こんなことも想定できていなかっただなんて」
「同じ電気系個性としては殺したくないが...しょうがないよな？」
私達はすっと両手をあげる。
「電気系...恐らく轟さんの言っていた通信妨害してるやつね」
「ふっ...そっちへ行く。けして動くなよ」
「上鳴もだけどさ、電気系って生まれながらの勝ち組じゃん？」
「はぁ？」
「何を、」
「だって、ヒーローじゃなくても色んな仕事あるしいくてあまてじゃん。いや、純粋な疑問ね？」
耳郎ちゃんが個性を使って敵を倒そうとしているのを原作通りこっそり見て驚いたふりをする。
「なんで、敵なんかやってんのかなーって。答えたくないならそれでもいいけど、」
「やめろ。気づかないとでも思ったか？」
と、敵にはバレてしまったようなので耳郎ちゃんはこっそり挿そうとしていたプラグを大人しく元に戻した。
「子供の浅知恵なんて馬鹿な大人にしか通じないさ。ヒーローの卵が人質を軽視するなよ。お前達が抵抗しなければこのアホは見逃してやるぜ」
「う、うぇ〜い」
「他人の命か、自らの命か...さあ、動くなよ？」
客観的に見て絶体絶命...そんな時に、スナイプ先生の銃弾が岩と岩の間を縫って出てきた。その弾は敵の両腕に命中した。
「この攻撃は...」
「もしかして...！」
少しするとエクトプラズム先生がやって来て私たちを保護してくれた。
皆の所に戻る途中に見た様子からして原作とあまり相違はなかったように見えた。
夢主ちゃんを除いて。
まあ、現状を見る限り夢主ちゃんが広場に戻って爆豪や轟たちと共闘したって所なんだろうけど。
何があったのか詳しく知りたいところだけど、八百万百がそれを詳しく聞いてきたら不自然だからやめておいた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - ミクモさん» 待っててくださりありがとうございます！受験が終わったのでボチボチ更新できるようになったと思います。できるだけ早く更新できるように頑張りますね！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ミクモ(プロフ) - 更新されるの待ってました‼︎やおももが今後どうなるのか気になって仕方がありません！これからも頑張ってください。楽しみに待ってます。 (2022年2月2日 20時) (レス) id: ef87c22dec (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - あのさん» そうなんです…私シリアスが好きなのでちょくちょく入れちゃうんですよね。まあ私のことはどうでもいいんですが、これからの展開に期待していてください！あのさんが楽しめるような展開にしたいと思っているので！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
あの - やおももも大変なんですね... (2021年12月19日 15時) (レス) @page36 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 葉月さん» 面白いと言ってもらえて凄く嬉しいです！頑張りますね！ (2021年12月4日 17時) (レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2020年9月20日 18時
