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「そんな辛気臭い顔しないでよん、大丈夫す〜ぐ当てちゃうんだからっ!」
降「…ちなみに、あいつらは哀れんでくれていた」
「えっ!!!!伊達班で知らないの私だけ!?なによぅ立派な仲間外れじゃなぁい!!」
降「そんなつもりはないが…単純にお前が鈍いだけなんじゃないか?」
「はぁ?失礼しちゃうわね!!」
もう変装してあげないんだから!というと降谷は高級店のチョコを差し出してきた。…抜け目のない奴め…
.
次の日、ポアロまでの道のりで零ちゃんの好きな人が誰なのか考えていた。
「あーん!ぜんっぜん分かんな〜い!!!!」
考えているうちに、ポアロに着いてしまった。
安『おはようございまーす!』
コ「あ!安室さんおはよう!」
げ、今日は新ちゃん最初っからいるのね…。
安『おはようコナンくん!宿題をやりにきたのかい?』
コ「今日、小五郎のおじさんがお仕事で蘭ねーちゃんも空手の練習でいないんだ…。邪魔かなぁ?」
安『邪魔なんて思わないよ!逆に小学生一人で留守番している方が危ないからね!今日はここで過ごしなよ、コナンくん』
コ「やったぁ!ありがとう安室さん!」
.
安『コナンくん、どうしたんだい?そんなに見つめて』
コ「あのねー、安室さんに聞きたいことがあって!」
屈んでくれる?とコナンは安室(実の姉)を屈ませる。
コ「…何しに来た、ベルモット」
安『…なにを言っているんだい?コナンくん』
コ「…安室さんはそんなキャラじゃないんだよ!」
今日の安室は、いつもと違う、と安室目当てで来た女子高生が口を揃えて言っている。
…確かに昨日の安室もどこか違和感があった。
安『……へぇ?僕はどんなキャラなのかなぁ?コナンくんから見た僕のキャラというのを是非教えてほしいなァ…』
少し考えるコナン。
コ「…まずそんな色気を出さない」
安『ふっあははっ!!さすがね。結構自信あったのに』
コ「あんなサービスしねぇんだよ、バーボンは。ここで働くのだってお前の手引きで入ったんだろ」
コ「…バーボンに何かあったのか?」
安『何もないわよ……フッそんな怖い顔しないで頂戴』
一向に警戒心を解かないコナン。無理もない。
まぁ、予想とは違う答えだったが、そろそろ種明かしといこうかな。
安『ねぇ、なぜベルモットだと思ったの?』
コ「はぁ?そんなの変装できるのはオメーくらいしか…!?ま、まさか…」
安『君もまだまだのようだね、しーんちゃんっ!』
コ「姉さん!?」
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御名環(プロフ) - 毬莉さん» コメントありがとうございます!これからも面白いと言ってもらえるように頑張ります(*^_^*) (2021年2月4日 11時) (レス) id: 7ce2b97632 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - すごく面白かったです!是非続きが見たいので更新頑張ってください!応援してます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
御名 環(プロフ) - アリスさん» アリスさん、コメントありがとうございます!!これからも頑張りますので、お楽しみにしていて下さい! (2018年5月13日 23時) (レス) id: 7ce2b97632 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いです!これからも頑張ってください! (2018年5月12日 3時) (レス) id: 944dcc2ac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2018年5月7日 21時