▽ ページ20
梓「ふぅー、ピークは去りましたね〜!!」
安『そうですね、お疲れ様です!』
梓「今日の賄いはどうします?」
安『僕、カラスミパスタが食べたいです!』
梓「はーい!」
そうして、多少のトラブルはあったものの私の長い一日は終えようとしてた………終えようとしてたんだ…
このメッセージを見るまでは。
0合流地点
北緯 36度09分10秒
東経 254度73分10秒
合流地点は……
警察庁 IN 私の部屋
降「で?首尾は?」
「え〜今日じゃなきゃダメ〜??」
降「全部申し送りしてもらわないと次に会う時に食い違ったら困るだろう!」
「なら零ちゃん仕事減らしなさいよ…」
降「仕方ないだろ、公安の方で未決済書類が多すぎてAまで書類が渡らないって風見に泣きつかれたんだから。」
「それは根本的に零ちゃんのせいじゃないの?」
降「っとにかく、教えろ」
「…教えろって言ってもベルモットは普通だったし(多分バレたけど言わないだろうし)、梓さんとも普通に営業したし(新一にはバレてないだろうし)……あ"」
降「なんだ、何かあったのか」
「ね〜えー、零ちゃん、アナタ好きな人いたの?」
降「は?」
「梓ちゃんから聞いたわよ〜"桜みたいに素敵な人"に片想いしてるんでしょ〜??」
降「なっ!?」
零ちゃんはみるみるうちに赤くなっていく…あの零ちゃんが、だ。
降「なんて話を…」
「あ、てか今日のこのシャツ、ベルモットには微妙って言われるし梓ちゃんには新鮮!って言われたわよ」
降「いや、その前になんでそんな話になったんだ!」
「え、だから梓ちゃんがそのシャツ新鮮!とうとう片想い相手の方とお付き合いしたんですか!?って」
結びつけたのよ、と言えば
降「……なるほどな」
と一言だけ言い黙ってしまう零ちゃん。
「で?」
降「???」
「誰なのよ〜ん!片想いのお・あ・い・て ♡」
降「…はぁ…ヒントだけ与える」
「えっ!やっさしぃー!♪」
降「桜、7年前、女、以上」
「って!!!ぜんっぜんヒントじゃないじゃない!!」
降「十分だと思うがな、工藤警視正殿?」
「こんにゃろ、、、」
降「とりあえず、僕のこの前言った通りにしてくださいよ」
「ああ、事が終わる暫くの間貴方になりすまして仕事しろって話ね」
そう、この前の頼み事がわりとheavyだったのだ。
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御名環(プロフ) - 毬莉さん» コメントありがとうございます!これからも面白いと言ってもらえるように頑張ります(*^_^*) (2021年2月4日 11時) (レス) id: 7ce2b97632 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - すごく面白かったです!是非続きが見たいので更新頑張ってください!応援してます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
御名 環(プロフ) - アリスさん» アリスさん、コメントありがとうございます!!これからも頑張りますので、お楽しみにしていて下さい! (2018年5月13日 23時) (レス) id: 7ce2b97632 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いです!これからも頑張ってください! (2018年5月12日 3時) (レス) id: 944dcc2ac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2018年5月7日 21時