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と、そんな事がすこーし前にあって…
黒の組織の事については今度!とその時に話してしまったので、こうやってしつこく聞かれるのも無理がない話なんですけれど……
快「ほーれ、早く話して楽になりな?Aオネーさん??」
「だーかーらー、教えないっつーの!おばかいと!!!」
快斗のお父様である盗一さんとは知り合いだ。盗一さんの変装術の弟子である母と一緒に生前、マジックショーを何度か見た事がある。その時青子ちゃんとは知り合ったんだけど、その前から快斗には会っていたのもあって快斗は弟、青子ちゃんは妹みたいに想ってる。
快「銃で打たれてたオメーを助けてやったのはどこの誰だっけかなぁ〜」
「それは怪盗キッドよ、快斗」
快「うぐっ…。て、手当てをしたのは俺だろーが!!」
仕方ない。ここは一つ小芝居を…
「うっ……私は久しぶりに会えて嬉しいのになんで快斗はそんなに問い詰めてくるの…?」
必殺母さん直伝、泣き落としの術
快「え、ちょっ、あー!わーるかったって!!泣くなよ!なっ???」
「うっ……チョコアイスで手を打ってあげる」
快「…それは俺の好物だろーがよ」
「チッ通じなかった」
快「逆に俺相手に通じると思ってんのか…」
?「おや、ここで何をしているんですか?Aさん」
快斗と戯れあっている所に現れたのは、
「あら…れ…透ちゃん……お元気そうで何よりだわ…おほほ…」
快「!?」
快「おい、Aこいつと知り合いか!?」
「えぇ、そうよ。紹介するわね。友人の安室透よ。今、喫茶ポアロで働いててJKに大人気なのよ〜。そしてこちらが世界一のマジシャンと謳われた黒羽盗一さんの息子の黒羽快斗よ」
安「初めまして、安室です。よろしく」
零…じゃなかった透ちゃんはとってつけた笑顔を快斗に向ける。
快「ははっ…よ、よろしくお願いします」
一方の快斗は、若干ポーカーフェイスが崩れかけている、どうしたんだが。
安「こんな所で高校生に油を売る時間があるんですか?^^」
(訳:早く帰るぞ、仕事あるだろうが)
「あらやだ、透ちゃん。弟みたいに可愛がってる子と久しぶりにデートしてるのよ?…それに水を差すの?^^」
(訳:有給休暇消費してんのよ、早く去りなさいよ)
安「…それは失礼しました、では僕はこれで」
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御名環(プロフ) - 毬莉さん» コメントありがとうございます!これからも面白いと言ってもらえるように頑張ります(*^_^*) (2021年2月4日 11時) (レス) id: 7ce2b97632 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - すごく面白かったです!是非続きが見たいので更新頑張ってください!応援してます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
御名 環(プロフ) - アリスさん» アリスさん、コメントありがとうございます!!これからも頑張りますので、お楽しみにしていて下さい! (2018年5月13日 23時) (レス) id: 7ce2b97632 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いです!これからも頑張ってください! (2018年5月12日 3時) (レス) id: 944dcc2ac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2018年5月7日 21時