4.これから ページ5
ナムジュン「やられましたね…。演技だったとは…。」
静まり返った部屋で最初に口を開いたのはナムジュンだった。
テテ「どうしよう…、俺のせいでグループが…。」
さっきまでの態度とは打って変わり、青ざめているテヒョン。
ジン「厄介なことになったな…。」
ジミン「これからどうするんですか…？」
グク「…許してもらうしかないんじゃないですかね。」
テテ「でもアイツは日本人でっ…!」
ホソク「まあテヒョン言いたいこともわかるけど。あっちには録音データがあるからね〜。」
ジミン「いつメディアに売られるかわかんないよな…。」
ジン「どうにかして録音データ奪えないかね〜。」
ナムジュン「そうですね…。態度を改めたフリをして、親しくなって近づけば良いのでは？」
ユンギ「あの女はそんなに馬鹿じゃないと思うけどな…。」
全員「…。」
ユンギ「まあそれでも…やってみる価値はあるかもしれない…。」
ジン「何とかあのマネージャーと仲良くする…。」
ナムジュン「それが一番丸い方法ですね…。」
テテ「…。」
ジミン「屈辱的だけど…仕方ない…よね…。」
ユンギ「…。」
--------------------
翌日。宿舎のリビングにて。
A「おはようございます。」
全員「!」
まるで昨日のことなど無かったかのように、平然と彼女はやって来た。
ナムジュン「…おはようございますマネージャー。」
A「…何ですか…？皆さんでそんなに日本人なんかを見つめたりして…。」
ジミン「っお前…!」
ジン「やめとけジミナ…!」
ジミン「っ…。」
A「…今日は雑誌の撮影ですよね？…日本人なんかにはマネージャー、務まらないなんて言ってましたよね…。だったら自分たちのスケジュールくらい把握しておいたらどうなんですか？」
A「まだパジャマの人もいますし…。」
呆れたという目で、パジャマ姿のテヒョンを一瞥する。
A「間に合わない人は置いていきますからね。」
テテ「っ…、わかってるし…。」
悔しそうにそう言うと、テヒョンは部屋を出て行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1348人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なーりん(プロフ) - テテ娘さん» コメントありがとうございます！当初は弱気のままでいこうと思ってたんですが、なぜだか強気になってしまいましたwわわっ、全然気が付きませんでした…！��(ﾟДﾟ)急いで追加しますありがとうございます(><) (2021年2月23日 22時) (
レス) id: bcfba23854 (このIDを非表示/違反報告)
テテ娘 - 面白いです！主人公意外と強気ｗ赤ずきんのコメントにホソクがいない。。。 (2021年2月23日 20時) (レス) id: ce6d783c61 (このIDを非表示/違反報告)
なーりん(プロフ) - アカリさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります！また何か間違い等ありましたら教えていただけますと嬉しいです！ (2021年1月14日 12時) (レス) id: d25c2abf30 (このIDを非表示/違反報告)
アカリ(プロフ) - なーりんさん» すごく仕事がお早い！ありがとうございます(^_^) 一気に読みたい派なので、すごく更新早くて楽しく読ませて頂いてます！無理せず頑張ってください、応援してます☆ (2021年1月14日 11時) (レス) id: 81ff0d7f4c (このIDを非表示/違反報告)
なーりん(プロフ) - アカリさん» コメントありがとうございます！確認して訂正します！ (2021年1月14日 7時) (レス) id: d25c2abf30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なーりん | 作成日時：2021年1月11日 2時
