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その瞬間、私が母と父と二人の兄と住んでいた家屋にいた。
「どうして、あれ?…千寿郎君と…」
彼と一緒に強くなろうと決意し合うというところで、まるで空間を切り取られたかのように景色が一変した。
「A!!!何してるんだ!早く来いよ!」
「おー?A、また山に行ったのか?」
「…!!兄上!!兄様!!!」
一番上の兄が私を見つけると大きく口を開けて、私を見て笑い、私の二つ上の兄は呆れたように私を見て笑う。
「……兄上、兄様……どうして、いらっしゃるのですか?私は…寂しくて…」
「どうしたんだよ、A、お前の大好きな兄上はここだぞ?」
「兄上、急に走らないで下さい……何か嫌なことがあったのか?」
私が泣きながら二人を抱き締める。
暖かい、二人の体温がじんわりと私を包む。
「ううっ…ああああ……よかったぁぁ」
二人は私がワンワンと無く姿に、呆れながらも優しく頭を撫でて抱き締めてくれた。
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千春餅(プロフ) - 黒揚羽さん» ありがとうございます!また次回作品を投稿する際はよろしくお願い致します!ありがとうございました!! (2020年11月2日 21時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
千春餅(プロフ) - あさこさん» コメントありがとうございます!絶対結ばれます!笑最後までありがとうございました! (2020年11月2日 21時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
黒揚羽(プロフ) - な、涙が止まらない…来世で結ばれて欲しい(´;ω;`)完結おめでとうございます!これからも応援してます! (2020年11月2日 1時) (レス) id: 86957641b4 (このIDを非表示/違反報告)
あさこ(プロフ) - うわーん涙がとまらない、、、、(´;ω;`)来世で必ず結ばれますように、、、!! (2020年11月1日 22時) (レス) id: 81f776d056 (このIDを非表示/違反報告)
千春餅(プロフ) - 四ツ谷さん» ありがとうございます!最後の展開はこうしようと最初に決めていたのですが、後半になるにつれて「2人とも生きて欲しい」という気持ちが出て来てすごく悩みました。来世で2人とも幸せになってほしいですね…。ありがとうございました!! (2020年11月1日 19時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千春餅 | 作成日時:2020年10月21日 15時