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目を開けるとそこは見慣れた場所で。
「あれ、私なんでここにいるんだっけ」
「愛月!何をしているのだ、早く稽古を始めよう!」
「は、はい!!」
……煉獄家で稽古の途中だったかな。
いつの間にか手にあった木刀を持ち、素振りをする。
「うむ!中々良くなったな」
煉獄さんが私の頭を撫で、笑う。
少し休憩をしようと言うことになり、縁側に座りながら千寿郎君が出してくれたお茶を飲む。
「愛月は、まだ俺のことを好いているのか?」
「ゴホッゴホッ」
お茶が気管に入り激しい咳をしながら、私の背中をさすってくれる煉獄さんの顔を見る。
どこか照れたような表情で私を見ている。
咳が落ち着き、煉獄さんを正面から見る。
「はい、今も変わらずお慕い申しております」
「そうか!!」
少し嬉しそうに口角を上げながら、煉獄さんは立ち上がる。
「では稽古の続きをしよう!!」
「はい!!」
何故、私の気持ちを確かめたのか真意は分からないが、意識をしてくれるという事はとても嬉しい事だ。
でも、おかしいな、今まで私の気持ちなんて確かめた事なかったのに。
「行くぞ!」
「はい!」
しかし、今はこの何気ない日常を過ごせるならそれでいい。
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千春餅(プロフ) - 黒揚羽さん» ありがとうございます!また次回作品を投稿する際はよろしくお願い致します!ありがとうございました!! (2020年11月2日 21時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
千春餅(プロフ) - あさこさん» コメントありがとうございます!絶対結ばれます!笑最後までありがとうございました! (2020年11月2日 21時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
黒揚羽(プロフ) - な、涙が止まらない…来世で結ばれて欲しい(´;ω;`)完結おめでとうございます!これからも応援してます! (2020年11月2日 1時) (レス) id: 86957641b4 (このIDを非表示/違反報告)
あさこ(プロフ) - うわーん涙がとまらない、、、、(´;ω;`)来世で必ず結ばれますように、、、!! (2020年11月1日 22時) (レス) id: 81f776d056 (このIDを非表示/違反報告)
千春餅(プロフ) - 四ツ谷さん» ありがとうございます!最後の展開はこうしようと最初に決めていたのですが、後半になるにつれて「2人とも生きて欲しい」という気持ちが出て来てすごく悩みました。来世で2人とも幸せになってほしいですね…。ありがとうございました!! (2020年11月1日 19時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千春餅 | 作成日時:2020年10月21日 15時