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屋台が立ち並び、提灯の明かりが暖かく灯し、楽しげな音と共にそれぞれ浴衣を着た三人は祭りに来た。
隊服ではない浴衣姿の煉獄さんを見るのは新鮮で、とても凛々しく美しかった。美丈夫と言うこともあり周りからの視線を集めていた。
「兄上!Aさん!僕あれがしたいです!」
千寿郎君は少し先にある金魚すくいの屋台に一目散に走った。
「千寿郎君!走ると危ないですよ」
そう声をかけるとゆっくりと走った。
では私達も行きますか、と声をかけようと煉獄さんの方を振り向くと、
「愛月、とてもよく似合っているぞ!」
と煉獄さんが笑い私の頭を撫でて千寿郎君を追いかけた。
私は少しの間その場に止まった後、慌てて二人を追いかけた。
頬の熱が引いたかどうかなんて分からなかった。
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千春餅(プロフ) - 黒揚羽さん» ありがとうございます!また次回作品を投稿する際はよろしくお願い致します!ありがとうございました!! (2020年11月2日 21時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
千春餅(プロフ) - あさこさん» コメントありがとうございます!絶対結ばれます!笑最後までありがとうございました! (2020年11月2日 21時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
黒揚羽(プロフ) - な、涙が止まらない…来世で結ばれて欲しい(´;ω;`)完結おめでとうございます!これからも応援してます! (2020年11月2日 1時) (レス) id: 86957641b4 (このIDを非表示/違反報告)
あさこ(プロフ) - うわーん涙がとまらない、、、、(´;ω;`)来世で必ず結ばれますように、、、!! (2020年11月1日 22時) (レス) id: 81f776d056 (このIDを非表示/違反報告)
千春餅(プロフ) - 四ツ谷さん» ありがとうございます!最後の展開はこうしようと最初に決めていたのですが、後半になるにつれて「2人とも生きて欲しい」という気持ちが出て来てすごく悩みました。来世で2人とも幸せになってほしいですね…。ありがとうございました!! (2020年11月1日 19時) (レス) id: b2822671a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千春餅 | 作成日時:2020年10月21日 15時