瞳に映る世界‡第三章‡

†48†　失った者の為に ページ9

..........




「……Aは、自分のしてる事が、ハルカの為、になってると思う?」




何だ。そんな事か。




「勿論。この世界に報復させる。それがハルカの汚名を晴らす事が出来る唯一無二の方法だと考えている。」



「そんな事ハルカは望んでない。ハルカの事は事故だったんだから!」



「仕方無かったとでも言うの…?そうやって仕方無かったで済ませようとする笑夢は、彼奴等と同じ!!運命なんて言葉で片付けないでよ…!!ハルカは優しいからなんなの!?ハルカが望んでないからなんなの!?そんなの、そんなの悲しすぎる…!!!!!逃げるのは…、逃げるのはもうやめにしたのよ!!!!!」



「..........ハヤテもAを止めようとしてる。」



「だから?」



「きっとAも、目を覚ませるよ。.....いや、覚まさせる。」




「悪夢から醒ましてやる…!」



そう言った笑夢は、再びフードを被って元来た場所へ戻っていった。




―――――


◆ここで、物語の重要な分かれ道を、どれに進むか決めてください。



＊牙王達とも和解し、タスクとの恋仲に戻りハッピーエンド。


＊謎のモンスターに連れ去られ、バッドエンドからの二期突入。



どちらか投票してください。



　

†49†　手伝い→←†47†　フードを取れば

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す