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†59† 幕開けを告げる闇色少女 ページ20







「!…A様、牙王様が動いたようでございます。仲間を引き連れ数人で此方へ向かわれています。
 その中には空知の羽メアリレス・アリスタも居るようでございます。」



「へーぇ?やはり予想していた通りでしたね、麻生さん。稲葉さん。」



「えぇ。彼らは何としてでもA様を取り戻すおつもりでしょうから。そういえば、高橋専務が此方に向かわれています。」



「そうですか…。この場全ての入り口を封鎖。そして全ての監視カメラとセンサーを作動させ、捕らえてしまいましょう。
 誰にも邪魔させないわ……」



「畏まりました。」





言っている事とは裏腹に、お洒落なティーカップに紅茶を注ぎ優雅に口にするA。けれどその瞳には光は無く、燃えるような黒い炎と、底知れぬ闇が映っていた。
血のように鮮やかな赤色のドレスを身に纏い、誰でも魅了するような甘いマスクでクスリと笑う。






「ここからが本当の戦いよ?牙王、どんなに貴方が兄さんの意志を引き継いでいても私達は血を繋ぐ家族。
 貴方の考えている事は手に取るように分かる。さぁさぁちゃんと踊って頂戴ね?」





妖しく笑うAの顔には、最早笑顔は無かった。それはもう、絶望だけが見えているようで。過去のような赤いヒーローは居なかったのだ。






「A様。準備が調いました。最後の命令をお申し付けください。」




「強くなった貴方の力を存分に奮って世界を怯えさせて見せて?」



「畏まりました。私にお任せを。」



「期待してるわよ?









 









 
 __________てる美?」

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作品ジャンル:アニメ
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杏樹(プロフ) - 芽濃さん» 分かりました!ありがとうございます! (2015年5月6日 18時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
芽濃 - ノアちゃんがいいです…… (2015年5月6日 18時) (レス) id: 75ac9f8af5 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - 夏みかんさん» 分かりました! (2015年5月2日 13時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
夏みかん(プロフ) - ノアちゃんがいいです! (2015年5月2日 13時) (レス) id: 3899f518cd (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - マグマグさん» そうなんですか?そのアニメは好きなのですが、知りませんでした。でも、あくまで私のオリです。 (2015年5月2日 12時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天羽杏樹 | 作者ホームページ:http://uranai.  
作成日時:2015年4月5日 11時

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