瞳に映る世界‡第三章‡ (ページ13)

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†52†　闇のお伽噺ページ13

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「何でこいつが居るん?Aのバディやろ?」

「えっ!?そうだったのか!?」

「ハヤテ君知らなかったの?!」

そうだったのか……!?

こいつが…A姉のバディ?

「バディを解消したの。」

「どういう事じゃ?御主のバディはそれで良いと言ったのか?」

「違うの。私は……こんな事がしたかった訳じゃなかった…!!!!ただ、復讐したかっただけなの!!でも、…でもっ、なんか違うの、私は自分が分からなくなったの!」

「最初はAの優しさだって割り切ってた。でもドンドン変わっていくAを見ていられなくてっ…!!!!分からないの、分からないんだよ!!

憎い筈の奴等と仲良くなって。それも作戦だったけど、Aはワタシに見せた事も無いような笑顔でいた。
やっぱり牙王のお姉ちゃんなんだよ。本当は優しいんだよ。なのに……、

ワタシが変えっちゃったと今更気付くなんて遅すぎて…っ!!!!嘘だって言われるかもしれない。演技だって疑われるかもしれない。それが例えワタシ達の所為でも、牙王の役に立ちたいの!!

Aの闇、Aの過去、Aのしようとしてる事!全部、…全部知ってるからっ…!」

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◆Dadendの案内状◆

＊これから先、どんな事があろうと、何もかも失う覚悟はありますか?そして、取り戻す勇気はありますか?
　あるならばアタシ、心紅の女王スカーレット・ハートがご案内しようかね。

＊ちなみにアタシは【ダークネスグリムＷ】のモンスターだよ。

◇バッドエンド希望の方が多かれましたのでバッドエンドです。

ですが番外編としてほのぼのした物を書こうと思います。

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『早く……早く止めないと……!』

【アンタには何も出来ないよ。この世界はアタシのもんだ。】

『そんな事無いわ…!ワタシの娘達ならきっとあの子を救ってくれるわ!!』

【フフッ…それはどうかね…?………クリスタ!】

｛何でしょう?｝

『ク、クリス…タ?…どういう事なの…!?』

【フフッ…無駄な足掻きはおよし。…………マリアーナ。】

『スカーレット……っ!!!!』

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