瞳に映る世界‡第三章‡

†41†　謎の侵入者 ページ2

Aside




＿ピピッ




「もしもし未門です。どうかしましたか？麻生さん。」



『しゃ、社長!!何者かがわが社のデータベースに侵入しようと.....!!!』



「私の造り上げたパーソナルファイルにだと？そいつの名前は。」



『ユーザーネームは【ＩＥ】。只今第２ブロックに侵入中です!!』



「分かった。私の端末に写して。」



『データ送信します!!』




ＩＥとは誰？

バディポリス？いくらバディポリスと言えどハッキングなんてしないでしょう。
でも其処らのハッカーでも侵入出来ない様なシステムなのに。




「...............っ!!.....何だこいつは.....私の個人ファイルに入ろうとしてる?!..........ソフィア!!」



『はい、何でしょうか。』



「キョウヤは負ける。キョウヤにも伝えていない作戦を実行しろ。」



『dan。』




そこで通信は切れた。




「こいつっ.....!!!!」




あの手を使うしか無いか.....




「アリス!!」



『そんな焦ってどうしたの？』



「誰かが私の個人ファイルに入り込もうとしているみたいなの!!電脳化して止めて!!」



『うんっ!!了解っ!』




もうすぐ此処は爆発するわよね。

逃げるとしますか。




『A!!終わったよ!!』



「アリス、ありがとう。もうすぐ此処は崩れるわ。それまで電脳のままで居て。」



『了解っ!』




..........

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