＃第三章…愛の場所＃３ ページ17
＊＊＊
＿プルルルッ
「………もしもしコマンダーＩ。」
「チッ……」
突如電話が掛かってきてタスクは出る。幸いにもそれで睨み合いが中断され、周囲もホっとする。
｛もしもしタスク君。私だ。
緊急なのだが麻薬の密売ルートを探っているうちに、
またあの人物が関与している事が分かった。｝
「急行します!
ごめんね、仕事が入ったんだ。
牙王君、皆、また。」
「逃げるのかよ…?」
「君に構っているほど暇ではない!」
「チッ……」
タスクは直ぐ様店の外に出てバディスキルを発動させた。だがその場の嫌悪な雰囲気に耐えられなかったのかもしれない。ダビデの言っている事は事実だ。
例えダビデの言い方が悪いとしても、自分がAに辛い思いをさせたと言われれば、素直に受け入れよう。
「ハァ……」
「おうおう空音ちゃん。
今日も来てくれたんだなぁ?」
「ふふっ…!勿論よ。
ところで、例のアレはあるのよね?」
男と女の声が聞こえて、息を潜める。例の麻薬の密売現場だ。そんな中、集中しなければいけないのにも関わらず、Aの事で頭がいっぱいになっていた。
＊＊＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハルカ - 杏ちゃん、タスクと主人公たちが、幸せに暮らすお話になるように、頑張ってね(*^^*)応援してるよ(*^^*) (2015年5月5日 12時) (
レス) id: e020a9b5b3 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - セブンさん» ありがとーっっ!!!頑張るよ! (2015年5月4日 22時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
セブン - おおぅ怖ぇ…。空音怖ぇ…(・д・||)なんちゅー女だ……。おぉ怖い怖い。話ズレたけど、杏ちゃんガンバ!!!!!!応援しまくるにゃ!!ファイトーッ!!!!! (2015年5月4日 22時) (レス) id: 2b8c9a42df (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - おんぷ♪さん» ありがとうございますっっ!!そう言われると嬉しいですっ!!! (2015年5月4日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - とても面白いです！続きが楽しみです！ (2015年5月4日 21時) (レス) id: 53b2ef5718 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天羽杏樹 | 作者ホームページ：http://uranai.
作成日時：2015年4月26日 10時
