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葉隠side
Aちゃんの部屋に入ると色んな花が咲いているのが分かる。
ベランダにも室内にも。私はある花が気になってAちゃんに尋ねる。
「ねえねえ、この花ってなんて名前？」
「その子は"チョコレートコスモス"って言うんです。チョコレートみたいな甘い香りがするのでその名が付いたんですよ」
「ほえ〜、初めて聞いたや。Aちゃんすごいや！」
「そ、そんな！私なんてまだまだ未熟者です！」
褒めると、Aちゃんは謙遜して顔を赤くして首を横に振るのが癖みたい。かわいいな〜。
「ほら、それよりも必殺技を考えましょ」
「はーい」
そう言われて私は素直に返事をする。必殺技を一緒に考えるのにAちゃんの部屋に来たんだ。
「出来たー！」
私は出来たことが嬉しくてつい声を上げてしまう。
『.......え、えぇっ！もう出来たんですか！？』
「もしかしてAちゃんまだだった？ごめんね、大きい声出しちゃって」
私はすかさず謝る。けどAちゃんは
『いえ、私が勝手に驚いただけですので.......』
「お詫びに私もAちゃんの考えるよ！」
『ありがとうございます』
Aちゃんは御礼を言う時、ふわっと笑うんだよね〜。多分無意識なんだろうけど、すっごくかわいい！
「あ！Aちゃんの個性って"植物"じゃん？咲かせた花とかを飛び道具にするってのはどうかな？」
私が説明するとAちゃんはキラキラ〜な目になっている。
『わあっ！そのアイデア素晴らしいです！ありがとうございます！』
「でしょでしょ」
Aちゃんに褒められるとすごく良い事をした気になるんだ。えへへ。
「それに上鳴くんのお部屋にお邪魔出来るチャンスだよ」
『えぇ！？な、なんで上鳴くんが出てくるのですか！？』
"上鳴くん"って言っただけで顔がさっきよりも赤くなってて面白いな〜。
「そりゃあ、飛び道具の練習として上鳴くんにダーツを教えてもらうの！名案じゃない？」
『へ、え、でも.......っ』
Aちゃんは、上鳴くんのお部屋に行きたいけど行ったら迷惑になるんじゃないかって考えているんだろうなー。
絶対迷惑じゃないのに。
「大丈夫だって！ヒーロー仮免許の為に行くんだから！」
ね？と言う。
『そうなんですが.......』
「じゃあ、上鳴くんにLINEいれよっか」
『待ってください！その、LINEは明日でもいいです、か？』
涙目なAちゃんは多分、色々と頭の中で整理出来てないんだろうな〜。
「勿論！」
あの2人上手く引っ付くかな？
続く (更新停止中)
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雛(プロフ) - 上鳴勇香さん» はじめまして(^ ^)そう言ってもらえると嬉しいです！これからも精進させていただきますね！ (2018年2月18日 17時) (
レス) id: b31a2b7c08 (このIDを非表示/違反報告)
上鳴勇香 - もうすごくキュンキュンして、やばいですもう上鳴がかわいくて最高です！応援しています！ (2018年2月9日 16時) (レス) id: df69819376 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 麗愛さん» はじめまして(^^) 応援のお言葉を貰えて嬉しいです！これからも精進させていただきますね (2018年2月7日 0時) (レス) id: b31a2b7c08 (このIDを非表示/違反報告)
麗愛 - 上鳴君大好きです！更新がんばってくださいね！ (2017年12月25日 12時) (レス) id: 89d093ef08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛 | 作成日時：2017年9月28日 11時
