ショッピング ページ23
透side
カフェを出て近くのショッピングモールに行く。
「明日さ、上鳴くんとどこに行くの？」
『っと、水族館です』
「なるほどねぇ。取り敢えずあそこのお店行こっか」
私は人気のティーン向けの服屋を示す。
水族館かー。じゃあ、パンプスとかでもいいかな？パンツスタイルよりスカートの方が可愛らしいから......。私は1人で考えながらAちゃんの横を歩く。あ、もちろんAちゃんとお話しながらね。
「これなんかどう？」
私は、白色の膝丈のシフォンワンピースをAちゃんに見せた。
『わ、ふわふわしていて可愛いです！』
うーん、どっちかっていうとAちゃんの方が全体的にふわふわしてる気がするなぁ。
「でしょ？じゃ、試着してみよっか」
はい、とその服を渡して試着室にAちゃんを入れた。Aちゃんに絶対似合うよね〜。ちょっとデコルテ部分が広いけどいいよね？
『あの、着替え終わりました』
Aちゃんは試着室から出てくる。
かっわいい......！抱きつきたくなったけど我慢してAちゃんに質問する。
「着心地とかどう？」
『全然大丈夫です！これ、買います！』
Aちゃんがグッとサインを作る。それを見て私もグッとサインを作る。
お会計を済ませた私たちはお店を出る。
隣を歩いてたAちゃんが私の服を、ちょんっと引っ張る。え？どうしたの？体調でも悪い？
『あの...透ちゃんが選んでくれた服に合う靴も見に行ってもいいですか？』
もじもじしながら言う。かっわいい！！
「もっちろん！全然いいよ！寧ろ行こ！」
Aちゃんの可愛さはずるい！
そしてAちゃんは靴屋さんでオープントゥの水色のパンプスを購入した。
気付けば時間はもう18時を指してた。残念だけどもうバイバイの時間だ。
『今日は楽しかったです！ありがとうございました！』
駅でペコっとお辞儀するAちゃん。私もお辞儀をし返す。
「私も楽しかったよ！ありがとね」
お互い顔を上げてクスクスっと笑いあう。
可笑しいねって。
「ふふっ、明日楽しんできてね」
『はい！楽しんできます！』
Aちゃんはにっこり笑って電車に乗っていった。
上鳴くんとAちゃんに進展があることを祈りながら、私は電車を待つ。
−−−−−
作者より
いつも読んで頂きありがとうございます！
夢主様が買った服は↓をイメージしています
https://goo.gl/images/3JXqQb
夢主様が買った靴は↓をイメージしています
https://goo.gl/images/Ek7LQt
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雛(プロフ) - ねねさん» はじめまして。コメントありがとうございます！そう言われると嬉しい限りです( ；∀；) お話的には結構オチに近付いてきてるのでこれからも更新頑張らせていただきます！ (2017年9月18日 17時) (
レス) id: b31a2b7c08 (このIDを非表示/違反報告)
ねね(プロフ) - 最高です！上鳴推しにはたまらんです♪更新楽しみにしています。 (2017年9月18日 3時) (レス) id: 5be3cb0310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛 | 作成日時：2017年8月17日 0時
