女子デート ページ22
透side
ふっふ〜ん。今日はAちゃんと女子デートだから楽しみだな〜
待ち合わせ時間の30分前に約束のカフェに着く。Aちゃんといーっぱいお話したいな〜
ドアを開けるとカランっとベルが鳴る。
『あっ！透ちゃん！』
「え」
テーブルにはもうAちゃんが居た。私、時間間違えた？携帯を見ると11:28を指す。
取り敢えず、Aちゃんの居るテーブルに向かう。
「ごめんねAちゃん」
私は謝る。どんだけか分かんないけどAちゃんを待たせちゃったから。
『いえ、待ってませんよ』
くぅー！優しいなー！
「待たせちゃったお詫びに飲み物奢るよ！Aちゃんに拒否権は無いからね！」
無理矢理決める。そうでもしないと絶対奢らせてくれないじゃん？
『あっ、ありがとうございます！』
おろおろしながらお礼言うの可愛いな〜。切島くんが気に掛けるのも分かる。
「よし！んじゃ、何食べる？」
2人で可愛らしいメニューを見る。なんかさ、メニュー見てるAちゃんすっごい可愛い！
こういうお店自体初めてなのか、目をキラキラさせて、ふわぁ〜って小さい声で言ってる。まあ、切島くんとじゃこういうお店来ないよね？
『私は決まりましたよ、透ちゃんは決まりましたか？』
1人で考えてたらAちゃんに話しかけられる。
「うん！じゃあ、店員さん呼ぶね」
呼び出しベルを鳴らす。店員さんは直ぐに来た。私達はそれぞれ注文する。
暫くしてお目当ての品物はやってきた。
『透ちゃんのは何ですか？』
「私は、オムライスと旬のサラダとキャラメルマキアート！」
『わあ！美味しそうです！』
品物を言っただけで目をキラキラさせてる。ふふっ、やっぱり可愛いな〜。
Aちゃんは？と私は聞く。
『えっと、私はハンバーグとシーフードサラダとアップルティーです！』
「そっちも美味しそうだね」
なんてよくある会話をする。
私たちは美味しい料理をシェアしながら食べる。あ、ハンバーグも美味しい。体育祭や個性のことを話す。
『あのっ......相談があるんですけど』
「なになに？」
Aちゃんは目線を私から逸らして、口を開く。
『明日、上鳴くんと、お出かけすることに、なりまし、た』
言い終わったのか、顔と耳を真っ赤にしたAちゃんが私の目を見る。
「っえええ！！やったじゃん！おめでとう！」
私のはもちろん驚く。でも、おめでたいって気持ちの方が大きい。こーなったら今日は上鳴くんが好きそうで、Aちゃんに似合う服を買いに行きますか！
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雛(プロフ) - ねねさん» はじめまして。コメントありがとうございます！そう言われると嬉しい限りです( ；∀；) お話的には結構オチに近付いてきてるのでこれからも更新頑張らせていただきます！ (2017年9月18日 17時) (
レス) id: b31a2b7c08 (このIDを非表示/違反報告)
ねね(プロフ) - 最高です！上鳴推しにはたまらんです♪更新楽しみにしています。 (2017年9月18日 3時) (レス) id: 5be3cb0310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛 | 作成日時：2017年8月17日 0時
