恋バナって盛り上がりますね ページ15
──食堂にて
「Aちゃんって、やっぱり切島くんと付き合ってるの？」
「だよね！中学ん時から仲良すぎだし」
透ちゃんが話を持ち出す。それにノる三奈ちゃん。
『んえっ！？無いです！鋭児郎と、付き合ってないです！』
私は誤解を招きたくないから全力で否定する。鋭児郎と恋人？無い無い。そんな風に見たことないもん！
「じゃあ、上鳴？」
響香ちゃんが後ろから言う。
「恋愛話ですか？」
その隣には百ちゃんも言う。
『うっ......』
私の恋バナをしている時に想い人の名前を出される。
「Aちゃん、耳赤いわよ」
「初心や！」
梅雨ちゃんとお茶子ちゃんに言われてもっとアツくなる。上鳴くんに聞こえてないよね？
「で、結局上鳴くんなの？」
私の隣に座ってた透ちゃんが尋ねる。他の子たちも気になるらしく、ご飯を食べてた手を止めて私を見る。
『その、上鳴くん......です』
うう、恥ずかしさのあまり穴があったら入りたい。
「やっぱり上鳴くんか〜」
「Aちゃんはやっぱり恋する乙女ね」
「いいやん！青春じゃんか！」
「まじで上鳴なんだ」
「そういう事でしたのね」
みんながわいわいと話す。私は下を向いてる。だって恥ずかしいじゃん！？
「どういう感じで上鳴にホレたの！？」
三奈ちゃんが質問する。
『......それも答えなきゃダメですか？』
もっちろん！と元気に答える三奈ちゃん。ええい！こうなったらヤケだヤケ！！答えてやる！
『その、前に上鳴くんが助けてくれて......それでふとした時に上鳴くんのこと考えているっていうのが、始まりです。それに上鳴くんは、良いところがいっぱいあるんです。1つ発見する度に、素敵な人だなって思ってもっともーっと好きになっちゃったんです......』
私は言い終わると同時に手で顔を覆う。もう、恥ずかしすぎるよ......。
「月九みたいじゃんか！」
「わぁー！甘酸っぱい！」
「聞いてるだけのウチでも小っ恥ずかしくなる......」
「青春ですわね」
「めっちゃピュアやん〜」
「幸せな恋をしてるのね、Aちゃん」
みんながそう言う。
ようやくご飯を食べ終えた私たちは百ちゃんが[創造]で出したチアガールの衣装に着替えた。
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雛(プロフ) - ねねさん» はじめまして。コメントありがとうございます！そう言われると嬉しい限りです( ；∀；) お話的には結構オチに近付いてきてるのでこれからも更新頑張らせていただきます！ (2017年9月18日 17時) (
レス) id: b31a2b7c08 (このIDを非表示/違反報告)
ねね(プロフ) - 最高です！上鳴推しにはたまらんです♪更新楽しみにしています。 (2017年9月18日 3時) (レス) id: 5be3cb0310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛 | 作成日時：2017年8月17日 0時
