BAD BOY 絆 (ページ37)

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第34話ページ37

【和哉】

それから洸希が帰ってきてご飯を食べることになった。

玲於「毅から聞いたんだけど…アイツと喋ったの？？」

洸希「あぁ。確かにあいつとは喋ったけど何も言ってないよ。」

毅「だよな！」

楽「ほらR？？洸希は仲間でしょ？？」

壮吾「R寝てますw」

颯「最近くまくん来てないね。」

ジャン「なんか里親さん決まったらしいよ。
学校からの帰り道で聞いた。」

颯「えぇー？」

くまくんがもう来ないと分かって明らかに落ち込む颯くん。

彪馬「颯くん元気だしてw」

壮吾「また猫来るよ？？」

颯「そうだよね！」

毅「うるせぇw」

玲於「はい食べるよ！！」

全員「頂きます！！」

あの時から、

俺に対する壮吾の接し方が変わった気がする。

話そうとしても玲於くんや毅くんの方に行っちゃう。

前の俺みたいに。避けてる気がする。

……やっぱりあの時突き放したからかな。

俺の気持ちをそんなことって言って欲しくなかった。

ましてや好きな人に。

彪馬「和哉？？箸止まってるよ？？」

和哉「あ、あぁ。」

ほら。今だって俺と目が合った瞬間玲於くん達に目線をむける。

なんでなんだよ。

あぁ。嫌われたな。

もう忘れよう。

どうせここから出たらみんなバラバラになるんだ。

だいすきから

ダイキライになるには

そう早くは無かったんだ。