第26話 ページ29
【楽】
玲於「楽！彪馬！起きて！！！」
楽「んむぅ……」
彪馬「ふわぁ〜おはよぉー」
ジャン「wwおはよう」
毅「楽寝癖付いてんぞ」
楽「うげぇ…直してー」
いつもと何も変わらない朝。
みんなで起こし起こされ。
洸希だってちゃんと輪の中に入ってる。
昨日の事が嘘みたいに。
和哉「あの、壮吾…」
壮吾「ん？どした？」
和哉「後でちょっといいかな…」
壮吾「いいけど。」
和哉達の会話にみんなが静かになる。
びっくりしたんだろう今まであんまり和哉が壮吾と二人で話したいなんて言わなかったから。
和哉「こっち見んなよ！！」
彪馬「ひでぇ」
洸希「ひでぇ」
ジャン「ひどいわァ！」
玲於「はいはいwご飯のように出来たよ！」
と寝室からぞろぞろと出ていく。
和哉昨日言ったこと頭に残ってんのかなぁ…
颯「楽ー？」
楽「ふぇ？」
洸希「早く席着けよ。飯が冷めるじゃねぇか。」
玲於「良くもまぁ私の子にそんな言葉を…」
毅「お前の子じゃねぇwww」
窓に猫が来てないか探しつつも席に着いた。
玲於「それじゃあいただきます！」
全員「いただきます！」
いただきますと同時にガヤガヤとうるさくなる。
少し周りを見てみる。
毅「おいジャン！この野菜俺の所に持ってくんな！！」
ジャン「何よ冷たいわねぇ〜。いいじゃない毅好きなんでしょ？？」
毅「いや好きだけど！好きだけどさ！！
……もういいよ(ﾊﾟｸｯ)」
彪馬「あ、食べた。(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)」
毅「のぉみこんでからぁしゃぁべろ(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)」
玲於「お前もな？」
洸希「だから！壮吾のダジャレは面白くないの！！」
和哉「面白くない時もあるし面白い時もある！！」
洸希「面白くない！！」
壮吾「あの、どっちにしても傷つくからその言い合いやめて？」
洸希／和哉「嫌だ！！」
壮吾「……まぁいいや。」
颯「……食べないの？」
楽「ん？」
颯「さっきから箸止まってるから食欲無いのかな…って。」
颯くんの言動によりみんながこちらを向く。
毅「まぁ昨日の事もあるし食べにくいよな。」
玲於「あんまり無理して食べるなよ。」
楽「いや、食欲はあるよ？」
颯「だったらなんで…」
楽「…みんなを観察してた。なんか無意識に。」
ジャン「いやん恥ずかし……」
洸希「お前は1回だまれ」
洸希のツッコミで場が和みまたガヤガヤし始めた。
楽「いただきます。」
そう呟きご飯を食べ始めた午前7時半
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作者名：ルテラ | 作成日時：2019年1月27日 9時
