Bad Students

BAD ページ9

目を覚ますと、腰の痛みは少しひいていて隣には風磨が座っていた。





風磨が座っていた！？！




貴『なんでいんの？！』



風磨「うるせぇ」




いやいやwうるせぇじゃないよ




風磨「バレバレ」



バレバレ？



もしかして嘘ついたのバレた？





風磨「昨日何があった？」




朝とは違うとっても優しい目つきで言ってきた



そんなうっとりした目つきで言われたら…w


思い出したら



今でも泣きそうになってしまう....




ギュッ




だ、抱きしめられた…？




風磨「泣いてもいいから、今は強がらなくていいから、全部言えって」






こんな風磨に不覚もドキッとしてしまう私






思わず我慢していた涙が溢れ出てきてしまった




貴『うっ.........ズッズッ....』





風磨「泣け泣けw」






泣け泣けっていじめてんのかよ！w
だけどこれも風磨なりの優しいなんだろうな





風磨「もう言える？」





涙を拭きながら少し頷いた



風磨「言って？」





貴「桜………」




風磨「桜！？」
「桜になにかされたのか？！」





一気に風磨の顔つきが変わった
真剣な顔に…でもこれを言うとまた喧嘩に…




貴『やっちゃった…、自分は必死で抵抗したんだよ！少し蹴っちゃったりしちゃったけど、やめてって言ったけど......』






また涙が溢れ出そうになってくる




ギュッ



まただ…なんか落ち着くのはなんで？





風磨「怖かったな、だけどもう俺がいるからな」






，






なんか風磨が彼氏みたい…w





貴『ごめんね、心配かけて』



風磨が保健室から出ていくのとすれ違いに夏希が涙を流しながら飛び込んできた






，




私そこまで重傷じゃないよ？w

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