気付いたら、独占欲。

2 ページ3

___






sg「ねぇ聞いてよ、後輩たちの間で推しが流行ってるんだって」




「推し？？」




sg「軽音楽部の先輩の中で推しをつくってるらしいんだよ〜！」




ria「え〜なにそれ！私を推してくれてる子いるのかな！めっちゃ気になる！」




sg「ハンソルは、絶対にいるね」




vn「僕？」




「うん、ハンソルは絶対推されてる！」




ria「新歓のときからハンソルは有名だしね？ハーフ顔のイケメンがいる〜って」




vn「んー、あんまり興味ないなぁ笑」




sg「何気にAも推されてそう！！」




「え、私？…それはないよ〜」




sg「だって新歓でAのベースソロから幕開け
だったじゃん？！入部体験でも1年の男子がAの話してたの聞こえたもん！」




「え〜ほんとに？」




vn「んふ、Aすごく嬉しそうだよ笑」




Aは、感情が表情に出やすいタイプだ。



ほんとに？といいながらも顔は嬉しさを隠しきれておらず、ニコニコ。




嬉しいときは笑顔になるし、緊張してたらすごくガチガチになってるし、不安なときは泣きそうな顔になってたりする。




ria「ねえ今日後輩ちゃんたちに聞いてみようよ！」




sg「おぉ！賛成！」




「じゃあ、私たちも聞いてみようか、ハンソラ？」




vn「うん、そうしようか」





後輩が誰を推してるかとか特に興味はないのだけど、みんなとの話のネタに聞いておこうか。

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す