検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:3,137 hit

14 ページ15

___





dn「A先輩〜!!」



1曲目が終わり、スニョン先輩とバトンタッチしたAがベースストラップにワイヤレスを取り付け、準備をしだすなり、すぐに叫び始めるディノ。



それに気づいたAは、こちらを見て、照れ臭そうに微笑んでいる。





…動画でも撮っておこうかな。



僕はディノの後ろに行き、応援するディノとベースを弾くステージ上のAが映る位置に移動して、スマホを準備し、スタートボタンを押した。




〜〜♪♪




穏やかでふわふわした雰囲気のAが、低音のベースを弾く姿はギャップがありすぎる。
 


と、ステージ上のAの姿を見るたびに感じる。






『え、あれ同じクラスのAちゃん?』



『うそ、軽音楽部だったんだ、めっちゃ意外』



たまたまステージを見にきた同じクラスの男子の会話を聞き流しながらも、動画を撮っていたら



画面越しにふと、Aと目が合った。



スマホを右手に持ちながら、左手で手を振ってみたら



それに応えるようにAは僕に笑顔を向けた。

 


『…えっ、今俺のこと見てた?』
『ばか、そんなわけねえだろ!』
『…めっちゃ可愛かったんだけど、、?!』



後ろからそんな会話が聞こえてきた。



いやいや僕のこと見てたんだけどね?と思いながらも






いつもは感じたことない、心がざわっとした感覚。








…なんだこれ、?







__




3曲目は僕の出番で、Aからワイヤレスを受け取りバトンタッチをする。




vn「A、カッコよかったよ」




とこっそり伝えると「ありがとう」と嬉しそうに微笑んだ。

15(you side)→←13(スニョンside)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , バーノン , セブチ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱぷめろ。 | 作成日時:2021年12月9日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。