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デート当日。
俺は寝不足だ。
ミユキは今頃どんな気持ちなのだろう。
俺はタダの遊び？
暇つぶし？
友達だから？
嫌な感情が心を行き来する。
考えるのはやめよう。
ミユキが来るかもしれないから。
今の俺の表情はおかしいであろう。
そんな俺の顔を
もっと酷くさせたくなかった。
『あー！キルア発見！！』
ミユキはとててと駆けてくる。
可愛い。
「転けても知らねーからな」
あぁ、また俺は
こんな口をきいてしまう。
素直になりたいなぁ。
『ふふっ。大丈夫だよっ！
私の靴スニーカーだから』
それでもミユキはついてくる。
ポジティブなのか、馬鹿なのか。
『？キルアどうしたのー？
早く行こうよ、“水族館”』
水族館、の部分を強調したミユキは、
ふふと笑って
俺の手と自分の手を絡ませた。
「なっ！？」
俺が真っ赤になるのを
ミユキは楽しそうに見つめて、
「れっつごー」と歩き出した。
····可愛いすぎだっての。
『ねー、キルアー』
「んだよ」
『私イルカショー見たい』
「勝手に見てろ」
『キルアと一緒はダメなの？』
ミユキの声は真剣だ。
冗談じゃない、と俺は密かに想う。
ダメじゃ無いに決まってるだろ鈍感。
それくらい気づいてくれないと、
俺がもたねーよ。
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薔薇(プロフ) - ゆいゆいさん» ゆいゆいさん有難う御座います！そんなふうに言って下さってとっても嬉しいです。この作品は完結しましたが、これからも応援宜しく御願いします！ (2018年4月3日 12時) (
レス) id: 917336ebd6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - 小説書くの上手ですね！うまく主人公や相手の気持ちを書き出してると思います！将来小説家になるかもしれませんね (2018年4月3日 12時) (レス) id: c2ded43cf6 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - 闇黒 煉さん» 闇黒さん有難う御座います！神作と言ってくれて本当に嬉しいです！今まで応援有難う御座いました！ (2018年4月1日 20時) (レス) id: 6857b9798b (このIDを非表示/違反報告)
闇黒 煉(プロフ) - ヤバい!!スマホの前でニヤニヤしてました！神作ありがとう！ (2018年3月6日 22時) (レス) id: b84078b208 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - みささんありがとうございます！長い間更新サボっててすいませんでした。そんなふうに喜んで貰えて本当に嬉しいです！ (2018年1月26日 19時) (レス) id: 6857b9798b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薔薇 | 作成日時：2017年11月16日 15時
