SCARS～最強のヤンキー達～ (ページ21)

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20話ページ21

土曜日

今日は濱ちゃんのカフェに来ている

淳太くんも照史くんも来ていて

もちろん、神ちゃんも

お兄ちゃんはバイトでも行ってるんちゃう？

崇裕｢あ！Aちゃん！
新作のケーキがあるんやけど食べるか～？」

『あ、うん！』

淳太｢あっ、そうやAちゃん」

『ん？』

淳太｢今度なうちのお得意様のお嬢様が
うちのドレスを着てピアノのコンクールに
出るらしいんやけど｣

淳太｢良かったらAちゃんも出てみいひん？」

照史｢おお！ええんちゃう？｣

照史｢Aちゃん、ピアノ習ってたやろ？」

智洋｢ピアノで日本一も取ったしな！｣

『ん～、でもな...』

確かにピアノは私にとって生きがいやった

でも、このコンクールにはきっと

大嫌いなあいつがいるはず

そう優里亜

それに、今コンクールに出たら

きっと仲間にも迷惑がかかるだろう

多分そろそろあいつらが来る頃だから

そう、あいつらとは

SixTONES

実はこの間

WEST宛に手紙が来ていて

WESTの皆様へ

僕らはSixTONESと言います。

いつかあなた達を必ず倒しますからね。

案外身近にいるのかも...

しれませんね？

SixTONES

でも、まだ私たちには何も起こっていない

まぁ、こんなのただの遊びだろう

だから、気にしなくてええわ

まさかこれが後にこんな大変なことになるなんて
今の私たちは思いもしなかった...

照史「Aちゃーん？おーい！」

『うわぁっ！』

照史｢あっはっはっ！！そういうとこ
ほんましげに似てるわ～ww｣

淳太｢んで、どうする？コンクール｣

『ん～、ちょっと考えてみるよ』

淳太｢分かった、来週までに
決めておいてくれたらええから｣

『おけ！』