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10話 ページ11

そもそもどうして私に
数少ない女友達がいるかと言うと...




それは、私がまだ幼稚園に通っていた時



私は元々、外で遊んだり走り回ったりするのは
あまり好きではなく、よく部屋の中で
遊んでいることが多かった



みんな外で遊んでいる中


アカリンは ...



朱里「なぁなぁ、そとであそばへんの?」




『うん、そとであそぶのあんまりすきやないねん』




朱里「そうなんや〜」




朱里「あかりもな、あんまりすきやない〜」




朱里「だって、おようふくよごれちゃうんだもん!」





今思うと園児にしてはめっちゃませてるな〜と思う





『そーなんや』




朱里「うん!あかりはよしだあかりっていうの!」





『うちはしげおかAっていうんよ!』





朱里「Aちゃんっていうんや!』





朱里「これからはあかりたちはともだちやから!」




朱里「なかようしてな!」



『うん!』




『じゃあ、あかりちゃんはアカリンやな!』




朱里「アカリン?」




『うん!あかりだからアカリン!』




『これからはそうよぶ!』




朱里「やったぁ!Aちゃんありがとう!」




『うん!』






〜帰りの時間〜

先生「Aちゃん、お母さん迎えに来たよ〜!」



『じゃあ、アカリンまた明日ね!バイバイ!』



朱里「バイバイ!」




『ママ、あのね!』



母「ん?どうしたの?」



『きょうね、アカリンっていう
おともだちできたの!』



母「あら、そうなの?良かったわね〜!」




『うん!よしだあかりちゃんっていうの!』




母「あら、あかりちゃんのお家なら
Aのお家と隣よ!」



『ほんとに!?』




母「ええ、ほんとよ!」




『やったぁー!』




という、まさかの家が隣っていう
そこからずーっと仲良くなって幼馴染というわけ




アカリンは、私が中学の時グレて
ヤンキーになったときも絶対に
警戒するような目で見たり裏切ったりはしなかった




いつでも、私のそばにいてくれた



だから、言葉じゃ表せないくらい
大切な存在なんだ。

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作者名:望岡 | 作成日時:2017年12月31日 22時

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