とあるモブ隊員の日常2【鬼滅の刃】

51話　ヤンデレ2人目 ページ2

炎柱の死から4ヶ月程過ぎようとしていた

炭治郎たちは、毎日鍛練しつつも任務をちゃんとこなしているようだ

タンポポくんは、1人で行く任務でも、あまり駄々をこねなかった
「禰豆子ちゃんの髪を一房くれ。頑張るから」などと抜かしていたタンポポくんは、その内捕まらないか心配になる

猪くんは、更に猪突猛進になり「骨が砕けるまで走り込みだ！来いお前ら！」と言われ、私まで走り込みさせられた
死"ぬ"か"と"思"っ"た"

そして炭治郎は、凄くひっつき虫になった
…正しくは、かなり病んだ
私が1人で任務に行く時は必ずといっていい程着いてくるし、逆に炭治郎1人の任務には必ず連れていかれた

ある日『いい加減にしろよ？』って炭治郎にキレたら、「だって桐さん、俺が離れないでって言ったら頷いたじゃないですか！」と逆ギレされた
後輩までヤンデレ化してきた気がして怖い…gkbr




炭治郎「1人じゃないって、幸せなことですよね」
貴方『お前急にどうした？』

場所は変わり、任務帰りにて
今日も今日とて、炭治郎の任務に付き合わされた私は、当の炭治郎に意味不明なことを言われた
ぽまえ、まさかその為に私を連れ回してるんじゃないだろうな…？

そして蝶屋敷に近づいてきた頃
…何だか騒がしい

貴方『何かあったのかな？』
炭治郎「行ってみましょう！」

炭治郎に手を引かれ…ってお前力強いな？
そっと振り払おうとしたら、手に力を込められた
ちょ、ま、手ェミシミシいってる…ギャー！！！(死亡)

完全に屍と化した私を(物理的に)引きずったにも関わらず、炭治郎は蝶屋敷にもうはや着いたらしい
靴めっちゃ汚れた…

炭治郎「女の子に何してるんだ！手を放せ！」
貴方『それ特大ブーメランじゃねーか』

私の手もミシミシ言ってるんだぞと放そうとしたら、「は？」とドスの効いた声で言われた
炭治郎パイセン…怖いっす…

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