________が欲しい。その為に幸せを奪う。 (ページ9)

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2 骨が沢山...？ページ9

「戦いも終わったことだし、とりあえず入れ。」

『失礼しまー...っ危ないですね。』

はぁ...びっくりした。
まさか入った瞬間からナイフが飛んでくるとは...
避けれるけどね。

「へぇー！今の君避けれるの！？」

『まぁ...ギリギリでしたけど...』

「キラー。客人にナイフを投げるな。」

「客人だったの？」

『そういう意味ではないと思いますが...』

「...今はキラーだけか？」

「うん。僕だけだよー。」

こいつ..._____が凄く高い...
気配から察するに相当強い。
このナイトメアとかいうやつも高いが...
警戒しておくに越したことはない。

「それよりこの子は？」

「俺が他のAUから連れてきた。」

『...すみません。少し席を外します。』

「え？どこ行くの？」

『ちょっと外の空気を吸おうと。』

「殺られるなんてことはないと思うが...」

『はいはい、わかってますよ。』

「いってらっしゃーい。」

～外へ～

『...流石にあの喋り方で長時間は疲れる...』

「お疲れさま。」

『あぁ、居たのか。』

「僕は何処にでもいるし何処にでもいないから」

『...そういうことにしておこう。』

「それで？僕と話がしたかったんでしょ？」

『そうだな。いるとは思わなかったが。』

「はいはい、用件は？」

『あの黒猫はお前か？』

「...それはまだ知るべきじゃないよ。」

『何故だ？』

「君にはまだ、真実を理解できる力がないから。」

『そんなのわからないだろ。』

「わかるよ...僕にはわかっちゃうんだ...」

ﾁｯ...何故お前は教えることができない？
力がない、だって？今の力を手に入れるのに
どれだけの年月が掛かったと思ってるんだ？

『お前は何も理解していない。』

「...そうかもしれない、だけど...」

『あ？なんだよ？』

「この運命のせいでどれだけの生き物が傷付い

『それ以上言うな』

「...結局、君も現実から目を背けるんだね。」

『俺は昔からそう生きてきた。今も昔も。』

「君が運命を変える方法を手に入れたら...」

『......』

「クロネコの正体を教えてあげるよ。」

『はぁ、もういい。もうこの話はやめだ。』

「さて、僕は行かなきゃ。」

『さっさと消えろ』

「じゃあね。また会うときがあれば。」

...流石に感情を表に出すのはダメだったか...？
手に入れられる情報を逃した気がする...
とりあえず、もう少し此処に居ようかな。