6 不可解な事 ページ5
〜次の日の朝〜
『...腹減ったな...』
今日はフレンチトーストでも作ろう。
材料はあったか...
〜数分後〜
『上手く出来てよかった。でも...』
作りすぎた...
他に住んでる奴も居ないし食べるしか...
いや、今日までならなんとか持つ...よな?
〜ニャーン
『?!...猫...』
オッドアイで...
黒猫、か。何かが訪れる前兆か?
〜ミャオー
『行っちまった...あいつとは縁がありそう。』
さて...今日もモンスター狩りに出掛けるかな。
あ、そういえばナイフ切れ味落ちてきてたな...
〜その日の夜〜
『今日モンスター多かったな。』
ふと空を見上げると...
また綺麗な満月が浮かんでいた。
『は?...今までこんなことはなかったぞ?』
「ホントだよね...僕もびっくりだよ。」
『...最近この世界に不可解な事が起きている。』
そう、聞いたことがある。
あの黒猫は...それに関係しているのだろうか。
どんなことになっても構わないけど。
「僕も聞いたことあるよ。」
『嘘だと思っていたが...本当なのかもな。』
「世界が崩壊する...それだけは避けないとね。」
そんなことは起こらないと思いたいが...
警戒しておくに損はなさそうだ。
『...じゃあな。私は寝る。』
「わかった。もしかしたら次の日も満月かもね。」
満月...それ以外にも不可解な事はあるはずだ。
明日外に出て探してみよう。
何か手がかりがあったら良いんだが...
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