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第二話「憎めない」(短め) ページ3
そこからハル達はしばらく話し込んだ。
グラスに注がれたお茶を一口飲み、天井を見上げた国見がポツリと呟く。
「……でもやっぱり、ハルが居ないと面白くねーな」
国見や金田一には、いつも自分達を元気づけてくれる、信頼する親友がそばにいない事に、少なからず寂しい思いをしていたのだ。
「……」
部屋の中が、少しだけ沈黙に包まれる。
しんみりしている空気を破ってぽふ、と国見の頭に優しく手を置いたのはハルだった。
「!」
「ふふ、私はいつでもここに居るから、会いにおいで〜」
いつもの無邪気でちょっとお馬鹿な彼女からは想像出来ない程の綺麗で、人を惹き付ける笑顔。
たまにこんな表情をするから、国見や、彼女に会う人全てがハルを嫌いになれない。
「勇太郎も〜!」
「うおっ、ふは、おう。また来るわ」
「……あっ、来なくていいでーす。」
「ちょ、国見酷ぇ!?」
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作者名:りゅーの | 作成日時:2017年5月24日 19時