俺、男なんだけど…

腹立たしい! ページ9

カラス「御主人！大丈夫デスカ？任務ニイキマスカ？無理ハナサラズ………
貴「大丈夫任務には行かないと、こうしてる間にもたくさんの人が困ってるかもしれない」
カラス「………………サスガ御主人デス！デハ今カラ西南に向ッテクダサイ！」

そうだよ、今だってたくさんの鬼がいる
もしくは誰かが鬼になってるかもしれない
任務には行かないと

たとえ猫耳が生えたとしても!!!!

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蟲「ところで音柱さん何か用ですか？」
音「いやなんか猫の尻尾が見えたもんで何だ?と思ってきちまった」
蟲「帰ってください」

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ギヤあぁぁぁぁぁぁ

貴「よし倒したかな」

今回は大きな鬼だったなぁ首の位置が高くてあんま届かなかったけどまだジャンプすれば余裕か
よし日も暮れてきたし帰ろうかな
．．．．．．．

貴「あ、」
風「お？」

帰る途中しなずがわさんに会った
偶然だなぁ

風「お前なんだそのふざけた耳は」
貴「鬼の血鬼術を受けてしまいまして、でもすぐ直ると思います」
風「血気術受けるなんて雑魚だな、こんな尻尾まで生やしやがって」(グッ)
貴「んあっ……はっ…」

突然しなずがわさんに尻尾を掴まれる
神経が通ってるため変な声が出てしまう
やめてくださいの声が出ないうっ……
それどころがしなずがわさんは俺の声を聞くとどんどん強く握ってくる
僕は思わず涙目になって訴えかける

貴「しなずがわさっ……んっ!やっ……やめてっ」
風「お？あーわりぃ……………触り心地が良かったんだよ、まあガキなんだからちゃんと注意しろよ」
(あぶねぇあぶねぇ…………)

そう言ってしなずがわさんは行ってしまった
尻尾って敏感なんだな猫って大変そう
そんなのんきなことを考えながら僕は涙を拭く
早く帰らないとな

ん？
貴「ど、どうした?からカラスくん、そんな怖い顔して」
カラス「御主人ヲイジメルナンテ腹立タシイ!モット早クキテイレバヨカッタデス!!」
貴「うん大丈夫だよカラスくん、心配してくれてありがとう帰ったら晩御飯にしよう今日は君の好きな大豆を使うよ!」
カラス「………ハイ!」

明日起きたらこの耳も治ってるといいな………


後日治った

鬼舞辻→←猫

ラッキーカラー

あずきいろ

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