私を見て ２

@私を見て ページ2

「ねー、ボムギュ」




ボム「ん？なに？」




「ハリムのことどう思ってる？」






帰りの準備をしながら何気なく聞くけど心臓はバクバク




すごくうるさい





ボム「そうだなぁ、お前の妹」




「違うよ、好きなの？」





ボム「んー、嫌いじゃなけど」






「そっか」






嫌いって言ってくれたらどう思ったのかな
嬉しいって思う？でもそれって姉としては最低なことだよね




窓にもたれかかって風に当たる
気持ちいい風が吹く






ボム「ま、Aの方が好きだけど」





「え？笑」




ボム「2回も言わないから笑、恥ずかしい」





顔を赤くしているボムギュにつられて恥ずかしくなる






「ありがと･････」





ボム「うん」






そのあとは何も喋らずに校門まで歩く






ボム「怪我、きついか？」




「うん、みんな気にかけてくれないし、いろいろ自分でしなきゃだし」





ボム「なぁ、俺の家でとまらない？怪我が治る間」






「･････冗談はよせ」





ボム「本気なんだけど？」





「えっと、ボムギュの家族がいいって言うか･･･」





ボム「大丈夫だろ、めっちゃ好かれてるじゃん」





「じゃあ、お願いします」






ボム「とりあえず、荷物まとめて行こ。お母さんにはしばらく友達の家に泊まるって言ってきたら？」






「そうだね」






ハリムが羨ましがるだろうな
私、すごく嬉しい



ボムギュといる時間が増えるんだもん







ｶﾞﾁｬ






「ママー？」




ママ「なに？」




ハリムに宿題を教えているママに近づく





「しばらく友達の家に泊まるね？」





ママ「そう、迷惑かけないようにね。いつ帰ってくるの？」





「この怪我が治るまで」






ママ「ダメじゃない。迷惑かけないようにって言ってるでしょ」





「お願い！友達はいいって言ってるの。親御さんにも許可はとってるの！」







ママは悩んだけどOKしてくれた





ハリム「オンニ、バイバイ！」





笑顔で手を振るハリムに手を振り返してボムギュのところに向かう





「ごめん、準備に時間かかっちゃった！」






ボム「いいよ、いいよ。大丈夫だよ。持つから貸して」





ボムギュにもってもらってボムギュの家に向かう






綺麗な顔をチラチラ見ながら･････笑

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