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柔太朗「それは…!勇斗が着ていたローブの切れ端?!」
血が滲んだその布切れは、確かに勇斗が着ていたローブと同じものの様だ。
瑞生「君、勇斗に何かしたんじゃないだろうね…?!」
スロース「一番強いって噂だったから、ちょっと期待してたんだけどなー…。僕がついさっきズタズタに切り裂いて、崖の上から突き落としてあげたんだー…。案外あっけなかったなー…」
仁人「な、なんだと…!?」
スロース「あんなのが最強だなんて笑っちゃうよねー…。結構いい感じに弱ってたし、あの高さじゃもう助からないかなー…。まぁ、死んだだろうねー…あの時の君みたいにさー…」
スロースはそう言うと、瑞生に向かって不気味に微笑んで見せた。
瑞生「……」
柔太朗「貴様…聞いていた以上に
柔太朗は自分の手に氷の剣を作り出し、スロースにその切先を突き付けた。
スロース「ひどい言われようだねー…。それにそんなに怖い顔してそんな危ない物こっちに向けないでよー…」
瑞生「待ちなよ柔太朗…。こいつに常識的な行動や攻撃なんて通用しない。全部あいつに怠けさせられるだけだよ…」
柔太朗「じゃあどうすれば…?」
瑞生「僕に考えがある…」
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作者名:milkssss | 作成日時:2019年10月28日 19時