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ラース「ぐっ、この野郎ぉおお！！」
ラースは何とか氷から逃れようともがくが、今まで以上に固く凍り付いた氷は、びくともしない。
勇斗「柔太朗…とどめは…任せたぜ…」
柔太朗「任せてくれ、勇斗！」
次第に強烈な冷気が立ち込め、柔太朗の手の中に、氷の弓が出来上がっていく。
更に、鋭い氷の矢をラースに向けてつがえた。
柔太朗「俺の怒りを買ったこと、あの世で後悔するがいい」
ラース「や、やめろ！！」
弓の弦を引き絞るたび、真っ白な冷気が渦のように柔太朗を取り囲んでいく。
柔太朗「…今日の俺、何点？」
仁人・勇斗「100点！！」
そして、真っ直ぐに放たれた氷の矢はラースの体に突き刺さると、巨大な氷の結晶の花が咲き、ラースの体は粉々に砕け散って黒い煙となって消滅した。
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年8月22日 18時
