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ラース「さぁ、やっちゃえよ。お前の怒りは、憎しみは、そんなもんなのか？」
柔太朗「憎い…憎い…憎い！！殺す殺す殺す殺す！！！」
柔太朗は氷の塊を振り上げ、勇斗を何度も、何度も、何度も、何度も殴りつける。
そのたびに真っ赤な血が噴き出し、勇斗のローブを染めていった。
勇斗「ぐはぁっ…あぁ…」
勇斗は抵抗することなく、ただ一方的に殴られ続けた。
ラース「けっけっけ、えらく無抵抗だな。白けるぜ」
勇斗「…」
ラース「そろそろ、締めようぜ。こんなマグロ野郎見飽きた」
その言葉で、柔太朗の握っていた氷の塊は、鋭い氷の剣に姿を変える。
勇斗はフラフラになりながら、壁に手を添えて、ゆっくり立ち上がる。
柔太朗は剣を構えると、剣先を勇斗に向けて駆け出した。
柔太朗「ハァ…ハァ…！！うあああああ！！！」
勇斗「柔太朗…」
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年8月22日 18時
