あんたが主人公でも、私も主役になってやる【ハイキュー】

15主役 ページ17

Aside





「……ってことが、あってなー
だから、嫌ってるわけじゃねぇから安心しな」

「わかりました
簡単に言えば、世の中で言うツンデレというやつですね」

「……ツンデレって言葉知ってるのか」

「……？
普通に知ってますよ」

「……なんかお前、変わったな」

「そうですか？
戻った方が……」

「いや、今の方がいいと思うぞ」

「……ありがとうございます」




素直に今のお前の方がいいって言われると



やっぱり照れてしまう



照れるのと同時に嬉しさも感じ、自分なりに笑いながら言った




「……松」

「……なんだ、花」

「この子に及川は、もったいないだろ」

「だな」

「ちょっと、３人とも！！
練習始めるってば！」

「おー、嫉妬か」

「じゃ、俺ら練習するから」

「Aも暇だったら、見てけよ」

「いいんですか？」

「おぅ」

「じゃ、お言葉に甘えて」




ベンチにそっと座った



やっぱり、違う学校だと雰囲気もかなり違う



そして、なにより体育館が広い




さすが私立、お金持ちだな……



なーんて、おもいながら練習風景を見ていた

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