[p.o.e.z]純情ロリヰタ[学パロ/実.況.者] (ページ27)

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【第二十六回配信】ページ27

迂闊だった。
パソコンに取り付けたまま、忘れてしまっていたのだ。
それを、運悪くぽず君が見付けてしまった。
これは仕方無い、よね。
私は全てを、彼に話す事にした。

ぽ「…そっか。」
『変、だよね…。』
ぽ「何で変って思うの？」
『え…？』
ぽ「生き甲斐なんでしょ？
楽しいんだったらそれで良いじゃん。」
『…。』
ぽ「それにぼく、君に趣味を止めろって言える程
偉くなんか無いし。」
突然の正論に、黙り込むしかない私。
ぽ「ねえ、もっと教えてよ！
もう、何でそんな楽しそうな事黙ってたの！」
『タノシソウ…。』
絶対、引かれるだろうと思ってた。
それなのに、彼は私の趣味に興味を持ってくれている。
ぽ「どんな放送やってるの？
やっぱりロリータな感じ？」
『ま、まぁ…。』
ぽ「へえ。見たい！」
『い、今は夜遅いから、明日のお昼ぐらいにやるね…。』
ぽ「本当だ、もうこんな時間。
じゃあ、シャワー借りるね。」
『うん…。あ、ぽず君。』
ぽ「ん、何？」
『着替え、これ使って…。』
ぽ「…ありがと。」
彼がシャワーに行く直前で、替えの服を渡した。
急に決まったから持ってきて無いだろうと
思っていたら、案の定だった。
私が服を渡さなかったらどうしてたんだろう？
制服のままだったのかな？
そんな事を考えて、すぐに止めた。
考えている内に、彼の言葉が頭をよぎったから。
＜もう、何でそんな楽しそうな事黙ってたの！＞
この活動が楽しそう、か。
何よりも、活動に理解を示してくれた事が嬉しかった。

ぽ「ただいま。シャワーありがと。
後この服も。」
『うん。ごめんね。男の子が着れそうな服がそれ位しかなくて。』
ぽ「良いよ。デザイン可愛いもん。」
私は思わず、彼に抱き付いた。
ぽ「珍しい。亞莉架ちゃんからしてくるの。」
『何か、甘えたくなっちゃった…。』
ぽ「可愛い。えへへ、ぼくら同じ匂いだー。」
『ぽず君も、可愛い…。』
暫く抱き締め合い、その感触を確かめ合う。
時間も遅くなってきたので、体を離して布団に潜った。
寝転んだ後も、彼と向き合い見つめ合う。
『そっち、行って良い…？』
ぽ「良いよ。おいで。」
もぞもぞ、と彼の布団に二人で包まれる。
『暖かい…。』
ぽ「顔、こっち向けて。」
言われた通りにすると、唇を重ねられる。
『んっ…。』
ぽ「…っ。ぼくだって、我慢してるんだよ？
君が、可愛すぎるから…。」
私、だって…。
ぽ「おやすみ。」
『うん、おやすみ…。』
私とぽず君は、もう一度唇を重ねてそのまま眠った。