双子は助けたいから助ける！2 (ページ12)

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話をしよう(罪木編) ページ12

～noside～
罪「…あの、(人1)さんと(人2)さんは私のことを許してくれるんですか？」
(人1)「許す？…僕達は罪木ちゃんに何も嫌なことされてないから許すも何も無いよ？」
(人2)「もし仮にあったとしたら、ちゃんと謝って反省してくれたら許すと思うよ。余程のことをしない限りはね」
(人1)/(人2)「だから僕達/オレちゃん達は罪木ちゃんを許すよ」
罪「ふゆう…ありがとうございますぅ！」(ニコニコ
(人1)「うん。罪木ちゃんは笑顔が似合うね」
(人2)「そうだね。安心するし」

(人1)「はっ！頭痛薬を貰っていきたいんだけど…罪木ちゃん場所分かる？」
罪「はい、分かりますよ。こっちです」
(人1)「ありがとう。助かるよ！」
(人2)「オレちゃんも何処にどの薬があるのか覚えないとな」
罪「(人1)さんはどの薬を服用してるんですか？…すみませぇん！そこまで聞くのは気持ち悪いですよね？！」
(人1)「そんなことないよ。そうだね…普段はロキソプロフェンを服用してるよ」
　「自分で薬が効かないと思ったら、(人2)に頼んでトリプタンを服用してる」
罪「分かりました。(人2)さんは他に必要な薬はありますか？」
(人1)「必要なのはあるけど、ここには多分無いかな」
罪「そうですか…私なんかでよければいつでも言ってください。手伝いますから！」
(人1)「うん、よろしくね！」
(人2)「あまり私なんかって言うのは控えて欲しいな。罪木ちゃんはよく頑張ってくれてるからね。」
　「それにオレちゃん達は友達でしょ？」
罪「と、友達ですか？…その、いいんですか？」
(人1)「ひょっとして…嫌だった？」
罪「そんなことないですぅ！私なんかと友達になってくれるのが嬉しいんです。えへへっ」
(人2)「良かった。拒絶されたらどうしようかと思ったよ」
　「オレちゃん達も罪木ちゃんを頼るから、罪木ちゃんも困ったことがあったら言ってくれると嬉しいな」
　それからしばらく医学の話をした。

(人1)「そろそろ行かないとだね」
罪「もう行っちゃうんですかぁ？」
(人2)「他の人とも話したいからね。またパーティーで会おうね」
罪「ふゆう。分かりました。また後で」
(人1)/(人2)「またね～」

罪「二人は私のことを許してくれました。だから私は二人のために全力で尽くします！」