双子は助けたいから助ける！2 (ページ11)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:479 hit

話をしよう(罪木編) ページ11

～noside～
　－ロケットパンチマーケット－
(人2)「いろんなジュースがあるね。でもやっぱりオレちゃんはプァンタのグレープが一番だな」
(人1)「(人2)はプァンタ好きだね。飽きないの？」
(人2)「飽きないよ」
　「医薬品を一通り見ておきたいんだけどいい？」
　プァンタで喉を潤した(人2)が言う。
(人1)「そうだね。ついでに頭痛薬を貰っていこうかな」
(人2)「片頭痛か…こっちに来てからはない？」
(人1)「今の所はないよ」
　医薬品コーナーに行くと、そこには先客がいた。
(人2)「先客がいるね…罪木ちゃんやっほー！」
(人1)「罪木ちゃんこんにちわ。ちょうど良かったよ。罪木ちゃんにプレゼントを渡したかったからさ」
罪「私なんかにプレゼントですかぁ？」
(人1)「むみゅ。"私なんか"じゃないよ！はい、アップルパイなんだけど大丈夫？」
罪「え？嫌がらせじゃないんですか？」
(人1)/(人2)「？！」
(人1)/(人2)「オレちゃん達は罪木ちゃんにそんなことするつもりはないよ！ただ仲良くしたいだけだからね。嫌がるようなことは決してしないよ」
罪「Aさん達は私のこといじめないんですかぁ？」
(人1)「いじめなんてする訳ないじゃん！こんなにも可愛いのに」
(人2)「オレちゃん達、罪木ちゃんのこと心配になってきたんだが。そうそう、カウンセリングなら任せてよ！もちろん物理もね！何時でも力になるからね」
(人1)「僕も同じさ」
罪「あ、ありがとうございます。でも、そこまでしなくてもいいですよ。慣れてますから」
(人1)/(人2)「慣れちゃダメ！全然良くないから！」
罪「は、はいぃ」
(人2)「それとオレちゃん達のことは名前で呼んで欲しいな」
罪「いいんですか？…えへへ、嬉しいですぅ」
(人1)/(人2)「これからよろしくね」
　三人で握手を交わす。