閉ざされた空間2 ページ42
〜noside〜
十「…意味などどうでもいい。とにかく…今晩は俺達全員が1つの場所に集まっておく必要があるんだ」
田「…随分と含みのある言葉だな?」
千野「僕もそう思うよ。…防がないといけない事があるからね」
後半の言葉は聞こえないように言った。
十「とにかくこれは決定事項だ!パーティーを開催するぞ!」
罪「で、ですけど…一晩中やる必要はないような…」
十「…なければ、そんな事は言わん」
罪「す、す、すみません!でしゃばって…本当にすみませぇん!」
千野「そんなに謝ることはないよ。誰も怒ってないから…ね?」
罪「は、はいぃ」
千野「よしよし」(ナデナデ
弐「何事でもオンとオフの切り替えが重要…こんな時だからこそ気晴らしが必要かもしれんな」
終「…んじゃ、パーっとやろうぜ!」
花「あ、そういう事なら、僕も料理の腕を振るっちゃうよ?」
七「で、パーティーを開催する場所は?このレストランでいいのかな?」
十「いや、ここはダメだ…もっと外部からの干渉を受けない場所が相応しい。あのモノクマでも立ち入れないような場所…閉ざされた空間が条件だ」
七「閉ざされた空間?」
田「ここがダメならロビーも同じか…あちらも閉ざされた空間とはほど遠い」
ソ「誰かのコテージって訳にもいきませんよね…この人数だとぎゅうぎゅう詰めになってしまいます」
花「ぎゅうぎゅう詰めなら、むしろ、コテージに決まりだね!いやー、女子とぎゅうぎゅう詰めなんてラッキーだよ。女装して女子専用車両に紛れ込む手間が省けたよ」
左「オメーってよく平気でそういう変態発言をかませるよな…」
花「ンフフ、僕は変態だけど、人から好かれるタイプの変態だからね!」
左「だから、その自信がスゲーんだって…」
純「ここまで来るとね…」
千野「自他ともに認める変態…」
狛「だったらさ…ホテルの離れにある、ロッジ風の旧館なんてどうかな?」
七「…あのボロボロの?」
狛「でも、頑張って掃除すれば、きっとキレイになると思うんだよね」
辺「だが、旧館への立ち入りはウサミが禁止していたぞ。なんでも…改築予定だからと言っていたな」
純「いや、たぶんウサミは許可してくれると思うよ。オレちゃんの勘がそう言ってる」
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作者名:レド | 作成日時:2022年9月19日 22時