双子は助けたいから助ける！ (ページ39)

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記憶と裏切り者4 ページ39

～純side～
罪「あの…裏切り者がどうかって…本当何ですかねぇ？あっ！私じゃありませんよぉ！怪しいかもしれないけど…違うんですぅ！」
弐「誰じゃあ！さっさと名乗り出んかい！後になるほどロクな目に遭わんぞぉ！」
　この流れはまずい…どうにかしないとだな。
十「…やめろ、裏切り者などいる訳がないだろう…いる訳がないんだ。あんなバカげた話など論ずる意味すらない」
花「そ、そうだよ…僕は信じてないよ…だって信じられる訳ないし…信じられる根拠だってないじゃん…」
　…口出ししなくてもよさそうだな。
辺「さっきのモノクマの言葉は真実なのか？記憶喪失だの…裏切り者だのは…」
ウ「えっと…その…ミナサンに必要なのは"未来"だけでちゅ。だからミナサンは過去などを振り返らずに…未来だけを見据えて…せ、精一杯生きていきましょう！！」
　ウサミ…記憶は人間にとって大事なものなんだよ。いくらなんでも今のはないよ…少しは伝えられないのかな？
九「フン、くだらねーな…記憶喪失に…裏切り者なんて…丸っきりフィクションじゃねーか…やってられっかよ、ボケがっ！！」
　キーンコーンカーンコーン
モ(ア)「えーと、ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら、ゆったりと穏やかにおやすみしてくださいね。ではでは、いい夢を。グッナイ…」
七「…ねえ、これからどうしよっか？」
十「とりあえず、今日は解散したほうが良さそうだ。一晩じっくり寝て…少し思考を落ち着かせた方がいいだろう」
七「………それも…そうだね」
十「念のためにいっておくが…決して余計なことを考えるなよ。これはリーダー命令だ。明日の朝…例のモノクマアナウンスの後で、レストランに集合するぞ」
ソ「…とんだ吸った揉んだでしたね」
花「…その字って合ってる？」
左「仕方ねーだろ…外国の方なんだからよ…」
　解散した後、千野と一緒に千秋ちゃんのもとへ。
　『千秋ちゃん無理してない？裏切り者については、出来るだけ話題にあげないようにしておくけど…それでも限度があるからさ』
七「うん…ありがとう」
純/七「？！」
　千野が千秋ちゃんをハグしている。
千野「こうするとストレスや、メンタルケアに良いって純が言ってたよ！」
　『それは一種の方法であって、いきなりすることではないからね』
七「ふふっ、心配してくれてありがとう」