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バーサーカー3 ページ33

〜純side〜
千野「なんで全員なんだ…僕以外関係ないだろ!僕一人で充分だろーが!」
 千野の雰囲気が変わりつつある。頼むから余計なことを言うなよ、モノクマ。
モ「だってー、それだと本当に違反しかねないんだもん!それとも…今、処刑とはどんなものか純さんで試してみる?」
 なに言ってくれてんだモノクマー!余計なことしかしないなお前は!
 そんなこと言ったら、あの優しい奴が黙ってる訳ないだろ!
千野「テメェ…今すぐブッパラしてやろうか」
 あーもうっ!めんどくさいことになったな。
 『あいつの言葉に耳を傾けるな!』
モ「後悔なんて後からしちゃえばいいんだよ!人間なんて必ず呆気なく死んじゃうんだからさ!」
千野「…」(ギロッ
 次の瞬間にはバーサーカーの千野がいて、モノクマに殺気を向けている。
千野の豹変ぶりに皆ビックリしていた。 モノクマでさえも少し固まった。
モ「…いくら千野さんの人間らしさが見れたからって、ギャップ萌えなんてしないからね!」
 『お前はもう黙ってろ!そして千野は耐えろ!』
千野「…抜刀。電光石火」(ヒュッ
 …モノクマに触れないギリギリで日本刀を振った。
本当に攻撃こそしてないものの、どうしようか困っているとウサミが来た。
ウ「あわわっ!ど、どうしたんでちゅか?!」
 殺気を放つ理由が分からないウサミが慌てている。
ウ「千野さん、落ち着いてください!」
 この場を重くしていた殺気が消える。
千野「俺は落ち着いてるから安心しろ」
モ「あれー?一人称が俺になってるよ?」
千野「…黙れ」
 落ち着いた声でいったけど、すぐに怒気を孕んだ声に変わった。
千野「俺の忍耐力と特別ルールがなかったら今頃、お前の"頭が吹っ飛んでた"ぞ」
 ウ「そ、そんな恐ろしいこと言わないでくだちゃい!」
 多くの人が青ざめるなか、オレちゃんの表情は変わらず、千野は笑いながら言う。
千野「実際に手をかけやしない。あいつにはそれ程の価値すらない。ずっと生きながえて、もがき苦しみ続ければいい。…死にたくても死ねないくらいにな」
 「だから大丈夫だよ」
 目が笑ってない。バーサーカーの千野のこわさを皆思い知っただろう。
 オレちゃんも最初はそうだったから。けど、このままではいけない。オレちゃんが何とかするんだ。
 何てったって…参謀だからね!

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作者名:レド | 作成日時:2022年9月19日 22時

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