双子は助けたいから助ける！ (ページ30)

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小休憩ページ30

～純side～
　さて、どうしようかな。
千野「レストランに行ってアップルパイ作ろうかな…」
　『アップルパイ作るの！？だったら何時でも食べれるようにたくさん作ってよ！』
千野「分かった。紅茶も作る？」
　『うん！』
　アップルパイの話をしていると…
澪「千野ちゃん、純ちゃん。唯吹とお話ししようっす！」
　『それじゃあ、音楽関連の話がいいかな？』
澪「ズバリ！二人はアーティストとして活動していたっすね！」
純「えっ？！知ってたの？！…恥ずかしいな」
　『一時期依頼されてやってたからね。…全部カバーだったけど』
澪「そんな二人と今度、一緒にライブをやりたいっす！」
千野/純「ラ、ライブ？！」
澪「そうっす！そして三人で歌うっすよ！」
　『歌うような機会があれば一緒にやろうね』
澪「でも、その前に二人の歌声を聴いてみたいっす！」
　『分かったよ』
千野「あっ、これからアップルパイ作るんだけど…良かったら食べる？」
澪「いいんすか！めっちゃ楽しみにしてるっす！」
　『千野の作るスイーツは絶品だよ！特に、マカロンとアップルパイがね！』
千野「作るのに時間かかるから、自由にしてていいよ」
千野/澪「分かった/っす」
　といってもすることがないので、千野が大量のアップルパイを作っているのを見ていた。
　おそらく、他の人の分も作っているだろう。
千野「レーちゃんは澪田ちゃんを呼んできてくれる？もう少しでできるから」
　『了解』
　おっ、ちょうどいいタイミングで来たな。
　『澪田ちゃーん！アップルパイもうできるからこっち来てー！』
澪「今行くっすー！」
　澪田ちゃんを呼んでくると、テーブルには三人分のアップルパイと紅茶が置かれていた。
澪「うっひょー！めっちゃおいしそうっす」
　『もう食べていい？食べるからね！』
千野/純/澪「いただきます/！/っす」
純「これだよこれ！やっぱ何時食べてもおいしい！」(パァアア
澪「めっちゃおいしいっす！」
千野「なら良かったよ」
　「今日の紅茶はダージリンフレーバーの香る、コクと色のあるブレンドした紅茶なんだけど…口にあったかい？」
澪「この紅茶、千野ちゃんが作ったんすか？めちゃくちゃスゲーっす！」
千野「…照れるな」
　『千野は淹れるのも上手なんだ』
千野「ありがとう！二人に褒められて凄く嬉しい！作ったかいがあったよ！」
　三人とも食べ終えて話していたら、だいぶ暗くなってきた。