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秘密のお話 ページ21

〜noside〜
 しばらくしてから二人は七海に話しかけた。
純「話があるんだけど、ちょっといいかな?」
千野「実はね、君だけにはどうしても伝えなくちゃいけないことがあるんだ」
純「単刀直入に言わせてもらうね。七海ちゃんは、ウサミもそうだけど、未来機関の仲間だよね」
七「?!どうしてそれを知ってるの?」
千野「詳しくは言えないけど、僕達も絶望に堕ちてしまった皆を助けたいんだ!」
純「ここが希望更正プログラムの中っていう事も知ってる。そして、これはあくまで勘だけど、明日またモノクマがやって来る」
七「モノクマがまたやって来るの?!」
純「だからオレちゃん達に出来る事をして皆を助けたいんだ!そして君の力になりたい。協力したいんだ」
千野「無理にとは言わないけど、そうしてもらえると助かるよ」
七「…分かったよ。この事をウサミにも伝えておくね。それとありがとう。これからよろしくね!」
千野/純「ありがとう。こちらこそよろしくね!」(ニコッ
 三人で握手を交わすと…
七「私ね…思うんだ…恋愛ゲームとかは苦手だけど二人となら出来ると思うんだよね…」
純「ん?ちょっと待って七海ちゃん!な、何を言ってるのかな?」
七「それにこれが恋愛ゲームだとすると、二人は攻略対象になるんだよね…」
千野「ごめん。言ってることがよく分からn」
七「そして今まさに恋愛フラグが立ってるワケで…」
純「お、落ち着くんだ七海ちゃん!オレちゃん達は違うと思」
七「良い仲にならないワケがないと」
千野「ま、まさか…」
 焦り始める二人をよそに話を続ける七海。
七「今ここで二人を攻略するチャンス…なんだよね」
純「いろいろ飛ばし過ぎだよ!そして今の七海ちゃんが怖く見えるんだけど、オレちゃんの気のせいかな?!」
千野「気のせいじゃないよレーちゃん!あっそうだ七海ちゃん!僕達は親友になるということで、決してそっちじゃないと思うんだ!」
七「そうかな?私は違うと思うんだけど…そうだね、二人は一筋縄ではいかないだろうから"今は"親友でいいよ。そのうち二人を落としてみせるから!」
  変な意気込みをする七海と危機感を持った双子であった。
七「あと、私のことを千秋って呼んでくれるかな?」
千野「もちろんだよ!」
純「オレちゃん達のことも名前で呼んでね」
  そんな話をしてコテージに戻り眠りについた。

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作者名:レド | 作成日時:2022年9月19日 22時

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