双子は助けたいから助ける！ (ページ20)

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対価4 ページ20

～noside～
千野「僕が渡した魔方陣だよ。僕以外の人の場合の発動条件は、僕が直接渡した魔方陣を使うこと」
純「それとオレちゃんが使ったやつは、頭の中で使いたい自然を形にしてイメージすることで、現実でも同じ事が起こせるっていうやつだよ」
　「まあ、千野の心からの信頼している印みたいな物だよ。それに千野は正しい力の使い方をする人にしか渡さない」
十「そうか。…最後に、お前らは」
　十神が言い終わる前に二人は真剣な顔で言った。
千野/純「僕/オレちゃん達はA家の名において、断じて皆に危害を加えたり、敵意を持って攻撃しない。ただ、皆を守るために…助けるためにこの力を使う」

　レストランに静寂が走る。
七「私は二人を信じて良いと思う…」
辺「危害を加えそうになったらウサミに処分して貰えば良いだろう」
千野「二人ともありがとう！」
純「後半は物騒なこと言ってたけどね…」
千野「僕達は少しでも信頼してもらえるように頑張る」
純「…だからオレちゃん達と向き合って欲しい」
千野/純「これからよろしくお願いします」
　二人して頭を下げて挨拶をした。それから少しずつ人が去って行った。コテージに戻り、レドを呼ぶ。

　ー千野のコテージー
千野「レドー」
レ「どうした？」
千野「ここの僕達の設定みたいなのってどうなってるの？」
レ「千野と純はもとからこの世界にいることになっている」
　「お前ら自身は俺達の元の世界と同じだ。そして、モノクマというやつがお前らの個人情報を知っている」
純「ありがとう。家族構成とかも同じってことなんだ…。オレちゃん達の事をどこまで知ってるんだろう。」
レ「それは、周りの奴らと同じくらいには知られている」
　「それと超能力の制限だが」
　制限をかけられたものの説明。
レ「バーサーカー状態の場合のみ全ての制限がとれる。未来を見れるのは、バーサーカーの時だけ」
　「誰かと契約した時だけ、特別条件を認める」
純「少しでも対等であるために、原作が崩壊しないためにって事か」
レ「それと、ここでの徳も自動で俺に渡される」
千野「ありがとう。もう大丈夫だよ」
　レドを撫でてから帰ってもらった。