双子は助けたいから助ける！ (ページ12)

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動機と忍び寄る影2 ページ12

～純side～
　時間ある時波乗りしたいな…。
左「うおおお…ってことは！」
ウ「はいっミナサンの水着を用意させていただきまちた！とりあえずスクール水着だけど勘弁ね」
日「お、泳げっていうのか？こんな状況で…？」
ウ「そんな上から目線の命令じゃないでちゅ。ただ泳ぎたい人はどうぞとおもって…」
まあ、大抵混乱するわな。＜普通は＞ね。
澪「いやっほううううううう！！！！」
左「そうそうっ！こんなイベントが欲しかったんだよ！」
小「海で泳ぐなんて何年ぶりだろー！」
弐「ぬおぉぉぉっし！早速着替えるとするかのぉ！」

～千野side～
　スクール水着を受け取って一目散に着替えに行く人達。何人かはこのまま残ってるけど。

日「なぁ、千野と純は泳がないのか？」
純「今は気分じゃないんだよね～。」
　『汚れたくないし、のんびりしていたいんだ』
日「そっか…。そういえばさ、お前らって何でそんなに冷静なんだ？」
『昔からよく周りを見て行動してたからかな？』
純「オレちゃん達の育った環境も少なからず関係してるんだ」
日「そうだったのか。…凄いな二人とも」
純「でも日向君も少しずつ適応し始めてると思うんだけどな…」
『日向君は皆のための"心配"から来てるものなんじゃない？やっぱり日向君は＜生きるために適応してる＞から』
純「一番怖いのは＜無知であること＞だとオレちゃんは思うよ」
日「…！」
ウ「あっ！そうこうしてる内にミナサンが帰ってきまちたよ！」
　ウサミの声に振り替えると、歓声をあげながら海へ飛び込んでいく水着の集団が見えた。
　楽しそうで何よりだね。
　自分と純が同じタイミングで日向君を見ると、吹っ切ることが出来た日向君がいた。
日「分かったよ…やればいいんだろ？やれば！だったらやってやるよ！」
　さて、ここまでくれば大丈夫だろう。あとは純とのんびり話そう。
純「これからのことだけど、モノクマと戦うことになるでしょ？」
　『何だい？』
純「魔方陣1つちょうだい」
　『はい、これ。直接渡さないと使えないから』
純「ありがとう。これどういった奴なの？」
　『まだ決めてないから純が決めてよ』
純「んー。自然を操る魔方陣ね。使いたい自然をイメージして形にするのが発動条件」
　『了解』
　そんな時、4匹のハムスターが足元に駆け寄ってきた。