薬研sideの連続で俺が主人公だってこと忘れないでくださいね。忘れたら薬研張っ倒すんでお覚悟。 ページ32
薬研side
「大将、入ってもいいか?」
「……薬研?あぁ、いいよ」
そう言う大将の声にはいつもの明るさがあまり感じられないような気がした。
「っ…大将、一体何があったんだ?」
襖を開け、中の様子を目にした俺っちはあまりの部屋の重さに驚愕した。
「ははっ…ちょっとな…」
大将は苦しそうにすこしだけ微笑んだ。
「まだここにいる刀剣男士達にしか伝えてなかったんだけどね…」
部屋には、この本丸の初期刀、加州清光を含めた古参と年長者、そして今日出陣した第一部隊の約十振りが各々辛そうな面持ちをしていた。
「もしかすると、俺が廊下で見た奴に関係あったりするか?」
「薬研、吹雪Aに会ったのか?」
「吹雪A?」
…そうか、あれが吹雪Aか。
名前しか聞いたことはなかったが、前の主、信長公も吹雪の旦那を欲しがっていたこともあり、ここに来る前から噂は耳にしていた。
大層美しく、それを一度握れば剣豪として世に名を響かせ、敬われるとされる刀があると。
如何にもあの信長公が欲しがりそうな刀だ。
といいつつ、先程の光景を思い出せば吹雪の旦那がそのように言われていたことにも納得がいく。
「で、その吹雪の旦那がどうしたんだ?この様子を見る限り、その吹雪の旦那のことで何かあったんじゃねぇのか?」
恐らく、それが吹雪の旦那が震えていた理由とも関係があるんだろう。
「うん…それが…」
主人公なのに最近自分sideが中々来ないんですが。→←前回ああ言った矢先、さらに短くなりました。ごめんなさい。
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りす(プロフ) - とっても、面白いです!続きが気になっています! (7月20日 18時) (レス) @page44 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
mina101takahash(プロフ) - 更新求む!!です! (2022年7月26日 0時) (レス) @page44 id: cf0b1bdfba (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - こんばんは!とても続きが気になり、どうなるんだろうととてもわくわくする面白い作品ですね!続きが読みたいです!ゆっくりで大丈夫なので、更新お願いします! (2021年11月9日 22時) (レス) @page44 id: 917c4d3c4b (このIDを非表示/違反報告)
銀麗(プロフ) - あれ・・・?終わり??間違えたのかな? (2020年11月30日 18時) (レス) id: ed08644693 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - 読ませていただきました。とっても面白いかったです。けど、え、終わり?ゆっくりでいいのでできれば更新してほしいです。 (2020年1月12日 2時) (レス) id: e95b77a21e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむ。 | 作成日時:2018年6月30日 0時